忘れ去られた画家 普賢(菩薩) 梶田半古筆 2015-10-17 06:21:44 | 掛け軸 普賢菩薩は、白象の背で胡座している姿が一般的。観音菩薩にしばしば女性や母性のイメージが託され、その「見立て」の多くの浮世絵師や画家が描き、「白い象に腰掛けて、下に垂らした左足に右足を曲げて乗せるで、斜めから描く視点も同じ」である。遊女江口の君が普賢菩薩と化すさまを、普賢菩薩は白象に乗った姿で表わされることが多いので、「白象に乗った江口の君(=普賢菩薩)」として表現されています。 . . . 本文を読む