虎之図 伝片山楊谷筆 2025-01-06 00:01:00 | 掛け軸 因幡派の祖とも称される片山楊谷の作品はにおいては、特にその虎の絵は、虎の毛を細い線で丹念に表し、「楊谷の毛描き」と呼ばれています。 江戸期における虎を描いた画家で著名なのは、円山応挙や岸駒といった画家ですが、多くの画家が描いています。ただ実物を見て描いた画家は皆無だったので、どちらかというと写実性の乏しい作品ですね。近代になって大橋翠石に代表されるような画家が現れて、本格的に写実性の高い . . . 本文を読む