オズマの部屋 -バス釣り・政治経済・クルマ等-

「バス釣り日記」が主題。色々な話題を中年オヤジが持論で展開。「真実は孤独なり」を痛感する日々。

消えていない「メイド・イン・ジャパン」の誇り!

2010年07月26日 05時57分41秒 | オズマの考える政治・経済問題

 工業製品=海外生産,という構図が出来上がって久しい。「失われた10年」は,工業製品製造拠点の変貌も背景のひとつだろう。日産マーチは,ついにタイで生産し逆輸入して販売だという。クルマでさえそうなのだから,たかが釣りのリールなぞみんな海外生産ではないのか,と思ってしまうことがある。

 そこで確認した。リールの箱が残っているので,そこから手がかりを探ろう。


左が2010スコーピオン1000XT。
右が1992バンタム・スコーピオンメタニウムXT。
ともにシマノ製。


 肝心の箱に何か記載はないかと裏返してみると,そこにはうれしい言葉が印刷されていた。


1992年ものは当然,という結果でしょうか。
「完全無欠のJAPANSTYLE」を標榜していたからね。

 さて,次は2010年モデルだ。さすがに,マレーシアかタイあたりだろうか。


いい。プリントも何もかもメイド・イン・ジャパンだ。
ロッドはマレーシア生産(09アメニスタ)だったりするけど。


 詳しくは知らないが,やはりある程度の価格になると,精度と日本生産のメリットが,MADE IN JAPANを可能にするのだろう

 本当に嬉しい。いままで,購入しても箱は釣具店で処分してもらうことが多かったが,こうしてとっておくのもいいものだ。

 折しも,この画像撮影をした7/25のNHK「日曜討論」では,内橋克人さんが「今後,新たな『失われた10年』にならないよう,努力が必要ではないでしょうか」といっていた。その回答の一つが,上記写真にも含まれているのではないだろうか....