第2次安倍改造内閣が発足…「経済最優先で」(読売新聞) - goo ニュース
さて,書店にもネット上にも朝日慰安婦問題に対する「非難」(もちろん「批判」ではない)記事がテンコ盛りだ。その概ねの主張は「朝日は廃刊にすべきだ」というもの。まあ,それはごもっともでしょう。異論ありません。
でも,その朝日のいままでの主張をまともに受けて,三国人に自虐外交を行ってきた,歴代内閣(自民党だけでなく,社民党・さきがけ,民主党含め,みな同じ)への責任追及がないに等しいのはオカシイのではと思うのは僕だけだろうか
大本営発表ではないのだから,「事実無根であり,国益に反する記事の掲載は,いかに表現の自由があろうとも,これは認めがたい」などと反論する内閣は,安倍内閣になってからであろう。それまでは,自民党であろうとも「自虐史観」を放置してきた。
僕も自虐史観に染まった青春時代があった,とは何度も書いてきた。何しろ教科書検定で徹底的に「自虐史」に染め上げた教科書を元に授業するのである。いまの教科書もまったく同じであり,教科書検定を主導する文部科学省・大臣の責任は重大だ。歴史教科書もひどいが,生物の教科書などは相変わらずブラックバス害魚論に終始。現実も現場も知らない調査官と編集者・執筆者・版元による,スケープゴートは完全に完成されてしまったのだ。
にもかかわらず,いかに捏造とわかっても,いまだ歴史教科書は墨塗りにもならないし,訂正別冊子を配布する気配もない。入試問題も変わらない。だから,僕は「観念」に支配される学問は好きではない。もっとも,それに気づくのは30代だったけれども。いや,高3のときにやはり感じていて,それでいまの道を選んだのだと思いたいが。
というわけで,下村氏の文科相留任に納得出来ない。「実績が」ということらしいが,「自虐史を相変わらず押し付ける教科書検定制度を続行させている重罰」があるにもかかわらず,留任はオカシイ。
僕は,教科書検定そのものを廃止すべきだと考える。とくに歴史に「解釈」は不要である。それよりも「科学的に検証」し,「疑う目を育成する」国民を育てることが,国家の責務ではないだろうか
あ,でも,そんなことしたら,みんなから「どの政党も似たり寄ったりヤンケ」「大臣なんてホンマに仕事してるノケ」と見抜くから,洗脳教育のために教科書検定を続ける必要も,三流役人のたまり場としての文科省も,変わらず必要なのだろう。