具志川グスクは、喜屋武岬の突き出した断崖の上に築かれたグスクである。
三方海に囲まれた海岸に沿って、野面積みの石垣が見事な曲線を描きながら積まれている。
城門は東に向って開かれ、一部に切り石を用いた跡がある。
グスクは二つの郭があり、城門下が二の郭になり、さらに一段下がった所に一の郭(主郭)がある。
久米島の具志川グスクが、同じ久米島の伊敷索(ちなは)グスク城主・伊敷索按司の二男、
真仁古樽(まにくたる)に攻め込まれて落城した。
具志川グスクの城主・真金声(まかねくい)は島を脱出し、糸満の地へ逃れて来た。
そして、そこにグスクを築いたのが、同じ名前の具志川グスクであった。
具志川城(糸満)へのアクセス
具志川城へは、有名だからナビで検索しても行けるが、予習のために書いておこう。
旧国道331号線を名城から琉球ガラス村方面に進み、小波蔵三叉路を右折し、
海へ向って県道3号線を突き当たり、JA喜屋武店から左折した海岸沿いにある。
駐車は、グスク入り口が広くなっているので、空地に駐車できる。
( 沖縄県糸満市喜屋武 )
天草下島の西海岸を富岡から下って行くと肥後下田温泉がある。
その海岸沿いにある赤い灯台が肥後下田港防波堤灯台である。
初点は昭和40年4月1日で、コンクリート造になっている。
頂部までの高さは10.56mで、
平均水面から灯火までの高さが15.83mとなっているが、
防波堤の上部ではなく一段下がった場所に設置されているため、
見た目に低く見える。
灯質は連成不動単閃赤光で、毎6秒に1閃光の割合で照らしている。
熊本県天草市下田