先日、月と星のランデブーが観られたらしいが、
今日は春なのに、 “ たなばた ” を感じられる焼酎を呑んだ。
そんな七夕は、鹿児島県いちき串木野市大里にある田崎酒造の芋焼酎である。
初代当主が水を求め、いちき串木野市に創業して百有余年。
湧き出る水は稀にみる良水と讃えられている。
この清水と、厳選されたさつま芋が結びつき、精魂こめて吟醸した焼酎『薩摩黒七夕』。
芋は厳選された黄金千貫を使い、ひときわ味の冴える黒麹で仕込んでいる。
黒麹ならではの表情豊かでボディのしっかりとした風味は、水割りやお湯割に相性が抜群。
熟成させたことで、とろりとした甘味にほのかな苦味の余韻が残る、
重厚な味わいに仕上がっている。
杜氏のこだわりが香り立つ、熟成いも焼酎である。