合格を祈願してたくさんの絵馬が掛けられている。
綱敷天満宮の境内にある牛
気をつけて見れば、境内のあちこちで牛を目にする。
どうして、大宰府や綱敷天満宮には牛がいるのか?といえば・・・
菅原道真は太宰府に左遷されてからも、
国家、天皇家への忠誠心が途絶えることはなかったが、
無実の罪が晴れる日を迎えることなく、病で59歳で亡くなってしまう。
菅公(菅原道真のこと)の遺骸を牛車(ぎっしゃ)に乗せて進んでいたところ、急に牛が伏し、
門弟である味酒安行は「菅公の御心である」と、その地に遺骸を葬ります。
遺骸を葬られた地が今の太宰府天満宮の本殿の場所ということです。
菅原道真の遺骸を乗せた牛が留まったところに太宰府天満宮を建立したって言うことで、
太宰府天満宮には牛が神牛として境内のあちこちに牛の像があるわけです。
また、その牛の像がみんな寝そべっているのは、
おそらく?菅原道真の遺骸を乗せて進んでいた牛が伏したというところから来ているのだろう。
福岡県築上郡築上町浜宮