「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

福岡県築上町  「 綱敷天満宮の牛 」

2012-03-13 09:24:30 | 日記 ・ イベント







合格を祈願してたくさんの絵馬が掛けられている。







綱敷天満宮の境内にある牛





気をつけて見れば、境内のあちこちで牛を目にする。

どうして、大宰府や綱敷天満宮には牛がいるのか?といえば・・・
菅原道真は太宰府に左遷されてからも、
国家、天皇家への忠誠心が途絶えることはなかったが、
無実の罪が晴れる日を迎えることなく、病で59歳で亡くなってしまう。
菅公(菅原道真のこと)の遺骸を牛車(ぎっしゃ)に乗せて進んでいたところ、急に牛が伏し、
門弟である味酒安行は「菅公の御心である」と、その地に遺骸を葬ります。
遺骸を葬られた地が今の太宰府天満宮の本殿の場所ということです。
 菅原道真の遺骸を乗せた牛が留まったところに太宰府天満宮を建立したって言うことで、
太宰府天満宮には牛が神牛として境内のあちこちに牛の像があるわけです。
また、その牛の像がみんな寝そべっているのは、
おそらく?菅原道真の遺骸を乗せて進んでいた牛が伏したというところから来ているのだろう。

福岡県築上郡築上町浜宮




熊本県天草市天草町  「 高浜灯台 」

2012-03-13 09:18:00 | 熊本の灯台





































与謝野晶子・鉄幹の碑











高浜灯台は雲仙・天草国立公園内にあり、
天草灘を行き交う船や天草陶石 ( 電気の絶縁用碍子やタイルおよび壷等の原料 ) の
積出港として全国的に知られた高浜港に出入りする船の重要な目的として、
昭和46年3月24日に建設された灯台である。

灯台の近くに十三仏堂があることから、
地元の人々の間では 「 十三仏灯台 」 として親しまれている。
また、灯台の近くに与謝野晶子と鉄幹の碑があり、
風光明媚な場所である。

地上から頂部までの高さは9.46mで、
平均水面から灯火までの高さが65.58mとなっている。
灯質は単閃白光で毎4秒に1閃光の割合で照らしている。


( 熊本県天草市天草町諏訪 )


沖縄県糸満市  「 束辺名 ( つかへな ) グスク 」

2012-03-13 09:10:26 | グスク ( 城 ) ・ 遺跡

            束辺名グスク入り口に立つ路標









グスク内の広場






グスク内の石積み







束辺名古島遺跡付近から見たグスク







當間グスク側から見た束辺名グスクの全景






束辺名グスクは、束辺名古島遺跡の南西の方向の丘の上に築かれたグスクである。
当初は束辺名古島遺跡がグスクだと思っていたが、この場所ではなく上里から具志川へと
つながる道沿いに路標があり、そこからグスクのある山の中へと入って行った。
グスク内はあちこちで岩が露出しており、これらを含めてグスクとしての位置付けをしたのであろう。
石垣や城門などのハッキリした遺構や出土品などの資料が無いため定かではないが、
近くの上里や當間グスクから遺構が見られていることから同じ時代のものではないかと推測できる。


束辺名グスクへのアクセス
束辺名グスクへは、国道331号線を名城方面に進み、
糸満市の「琉球ガラス村」の手前を右に入って、
約700mほど束里方面に行ったカーブを過ぎて束里集落の四つ角を
右に入った右側の山の中にある。
駐車は、路上駐車か、脇の空地に止められる。

( 沖縄県糸満市束里 )



福岡県築上町  「 浜宮 ( 綱敷天満宮 ) の梅 」

2012-03-13 08:57:39 | 花・鳥・虫・魚・猫



































梅が咲き誇る「綱敷天満宮」






ボクが住んでいる築上町にある綱敷天満宮 ( 通称・浜宮 ) は梅でいっぱいだ。
毎年、この時季になると遠くからここの梅を観にやってくる人と、
菅原道真を祀っていることから受験生たちが多く祈願に訪れる。
小学生の頃、春の歓迎遠足は決まって浜宮だった。
ここは梅でも有名だが、城井川の河口の土手には多くの桜が植えられ、
桜並木としても有名である。
地元の人間として誇れる場所のひとつである。

福岡県築上郡築上町浜宮