「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

福岡県福智町  ・  平成筑豊鉄道 「 なのはな号 」

2012-03-29 10:09:38 | 汽車・電車・駅・廃線路































新型車両400型「なのはな号」は、筑豊・京築地域の活性化につながる鉄道にふさわしく、
開業以来初めてのフルモデルチェンジを行い、
振動・車両騒音の低減、空調の改善等による乗り心地の向上を目指したほか、
清涼感のあるブルーのシート、車いすスペースを設け、バリアフリーにも対応した車両である。

車両の外装は、沿線に春を告げる「菜の花」をイメージした温かみのある黄色をベースに、
豊かな自然を表す「水・緑・空」の3本ラインをリボンに見立て、
車体を包んだシンプルなデザインになっている。




熊本県甲佐町 「 御手洗 ( みたらい ) 橋 」

2012-03-29 09:49:30 | 熊本の石橋


























架橋 / 不明
石工 / 不明
長さ / 22.0m
幅  / 5.0m  高さ / 10.5m


御手洗橋は、上積みの多い目鑑橋の代表のひとつである。
阿蘇大明神 ・ 健磐龍命(たけいわたつのみこと )が手を洗ったとされる清流に架かっている。
現在は上部が舗装され、姿は橋脚に残るばかりだが、
田のあぜ道から眺めると細長くスラリとしたアーチの全景を見ることが出来る。

御手洗橋へのアクセス
御手洗橋へは、途中まで往還目鑑橋を参考にしてもらいたい。
往還目鑑橋から100mほど行くと右側に甲佐神社がある。
その脇を左に入って300mほど上って行くと集落の手前にコンクリートの橋がある。
その橋が御手洗橋である。駐車は、路上駐車になる。

熊本県上益城郡甲佐町安平


沖縄県糸満市 「 米須 ( こめす ) グスク 」

2012-03-29 09:30:16 | グスク ( 城 ) ・ 遺跡







グスク入り口に立つ路標





南に開いたグスク内の城門






周囲を囲む石垣






積み重ねられた石垣






拝みの対象となっている大岩




米須グスクは、三山鼎立(ていりつ)時代、
南山グスクの出城として米須按司によって築いたとされ、
石垣を二重にめぐらした珍しいグスクといわれている。
 城は二つの郭からなっており、上にある主郭(一の郭)には家屋跡の石列や井戸跡、
拝所などが残ってある。
一の郭から米須小学校方面が下が二の郭になっている。
 一の郭の城門は南に向いて開き、二の郭の城門は西に向いて開いている。
この二つの城門は側面からの防御を考えた構造になっており、沖縄でもあまり例がない。

 米須グスクの按司の夫人は、絶世の美女として有名であった。
その美しい夫人を横恋慕しようと家来の我瀬之子(がせのし)は、
自分の想いを遂げようと計画し、按司を舟遊びに誘い出し殺してしまう。
按司亡き後、グスクを出て塩売りをしている夫人を見つけた我瀬之子は、
自分の妻になるように夫人に迫る。
一計を案じた夫人は、その申し出を受けた条件に、新しい家を作って欲しいと頼む。
 夫人の頼みを聞いた我瀬之子は、山に入り木を切って運び出していたその時、
隠し持っていたノミを我瀬之子の手の甲を木に打ち込み、按司の仇を討ったという。

( 沖縄県糸満市米須 )



熊本県天草市 「 天草崎津港灯台 」

2012-03-29 09:05:44 | 熊本の灯台


























天草崎津港灯台は、崎津天主堂から対岸に見える出っ張った鼻に立つ灯台である。
灯台の初点は昭和45年3月25日で、港内にある南灯台よりも5年早く設置されている。
地上から頂部までの高さは9.31mで、平均水面から灯火までの高さは24.44mとなっている。
そんな灯台の灯質は等明暗白光で、明3秒暗3秒の間隔で点滅している。
現用灯器はLED灯器 ( Ⅱ型白 ) である。


( 熊本県天草市河浦町崎津 )