「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

沖縄県南城市 「 大城按司の墓 」

2012-03-17 09:06:58 | 沖縄の王墓、按司墓、拝所





















大城按司の墓は、俗に 「 ポンドウ御墓 」 ともいわれ、
他に類例のない構造を有する墓として、1961年に重要文化財に指定されている。

 「 麻世家譜 」 によると、稲福村の西で自刃した大城按司の亡骸は、
同地に葬られ、小石を丸く積み上げて塚としたという。
その塚が現在見られる墓の原型となっていると思われる。
この墓は、いく度か改築され、1892年に現在の地に移築されている。

沖縄県南城市佐敷( 老人ホーム ・ 東雲の丘の近く )


福岡県苅田町  ・  産業遺産「白川水力発電所跡」の送水管

2012-03-17 08:45:43 | 近代化産業遺産・土木遺産




















産業遺産「白川水力発電所跡」の送水管




昨日紹介した 「 白川水力発電所跡 」 に水を送っていた土管である。
直径40cmほどの土管はコンクリートではなく、焼物で出来ており、
上流から約250mほど敷設されていた。
山奥に加え、急斜面での設置は大変な苦労があったと思われる。
発電所のみならず、これも産業遺産のひとつといえよう。

福岡県京都郡苅田町白川 谷




徳之島の 「 あじゃ 」

2012-03-17 07:41:50 | 泡盛 ・ 焼酎 ・ 酒





今までなかなか発見できなかった白川水力発電所跡を探し出せたので、
夕べはくろちゅう ( 黒糖焼酎 ) の 「 あじゃ 」 で乾杯した。

「 あじゃ 」 は、徳之島町白井の奄美大島にしかわ酒造の黒糖焼酎で、
徳之島では “ おやじ ” を親しみを込めて 「 あじゃ 」 と呼ぶ。
昔ながらの仕込み方で頑固オヤジが丹念に仕上げたこだわりの焼酎である。
黒糖は国内産、そして一次仕込みは伝統的な甕仕込み、
常圧蒸留により醸し出される芳醇でコクのある味わいがある。
そしてほんのりとした “ 黒糖まんじゅう ” のような甘みは、飲む人をうっとりさせる。
常圧蒸留の良さを残しながら、ライトに熟成させた焼酎である。

徳之島にはグスクの探訪で二度行ったことがあるが、
人は優しく、食べ物がおいしい良いところである。
しかし、島全体が霊的な力が強いので “ どん引き ” してしまいそうである。