
秋山監督と144試合を戦った選手全員と、
それを支えたコーチやスタッフに 「 おめでとう! 」 の言葉を送りたい。
ファンをやきもきさせた優勝は 「 生みの苦しみ 」 だった。
ソフトバンクとオリックスによるパ・リーグの優勝をかけた最終決戦。
ソフトバンクにとって144試合目、公式戦の最終戦の延長で、やっと決まった優勝。
ここ10試合で1勝9敗と散々だったことを考えれば、奇跡に近い優勝である。
テレビの画面から、「 負けたらどうしよう! 」 という空気ばかり流れて、
選手に 「 優勝するぞ!勝つぞ! 」 という雰囲気が伝わって来なかったここ10試合。
その結果、投手が2点で抑えれば、打線が1点しか取れず。
序盤に打線が5点取れば、投手がそれを守れず6点取られる。
バッターは甘いストライクを見逃して、明らかなボール球を空振りする。
タイムリーエラーに走塁ミスに牽制死。
揚げれば切りがないほどミスミスの連続だったが、
今日の優勝で 「 目 ( 流れ ) が変わった 」 と思いたいし、そうであってもらいたい。
この勝利 ( 優勝 ) で流れが変わらなければ、
クライマックスシリーズでも、
後半楽天に4連敗したように一度も勝利することなく負けそうな気がする。
とにかく勝ちグセをつけて日本シリーズまで勝ち続けてもらいたい。
ホークスを愛するがゆえに、ホークスを憂える。