バンク内から見たメインスタンド
最終コーナー ( 4コーナー ) を金網の外から見る
1コーナー付近の傾斜のついたバンクを走行する
バックストレッチから3コーナーにかけて
バンク内側から見た3コーナー付近
4コーナーからホームにかけてのスタンド
陸軍橋の手前にある競輪場正門
久留米競輪場の検車場にて・・・
久留米競輪場はどこの競輪場よりも想い出の詰まった競輪場である。
競輪選手を夢みて故郷を離れ熊本へ修行へ。
競輪学校の1次試験も久留米だったし、
プロとして第一歩を踏み出すデビュー戦も久留米だった。
そんな久留米競輪場だが、たったひとつだけ悔いが残ることがある。
それは、一度も優勝していないことである。
デビュー戦が 1 ➀ ❸の優勝戦3着。
その後も① ① ❸、➀ ➀ ❹、❶ ➀ ❼などの戦績を繰り返す。
あと一寸の2着は何度かあったが、優勝には縁がなかった。
それゆえに愛着というか想い入れがあるのかも知れない。
敢闘門の奥にある出走選手控室。
その光景を頭で思い浮かべると、
今でもピーンと張り詰めた独特な緊張感に満ちた空気が伝わって来る。
出走前は 「 この緊張感から早く解放されたい 」 と、いつも思っていたが、
久しくレースから離れると、またあの独特な緊張感を味わってみたくなる。
それは、選手の性 ( さが ) なのか、個人的な気質なのか解からないが、
自分はそうであった。