赤塚古墳 ( 前方後円墳 )
石蓋のついた石棺
高さがある方形墳丘
人型に囲った石棺
周溝で区切られてひとつひとつ確立した方形墳丘
公園化された風土記の丘にある 「 公園内案内板 」
大分県宇佐市の 「 風土記の丘 」 に赤塚古墳と赤塚方形周溝墓群があり、
赤塚古墳は風土記の丘古墳群の中で一番北側に位置する前方後円墳である。
全長は57.5mで、後円部に箱式石棺があり、
中から五面の三角縁神獣鏡 ( 銅鏡 ) など出土しており、
古墳時代に宇佐平野を支配した初代首長の墓である。
赤塚方形周溝墓群は、赤塚古墳(前方後円墳)の周囲を円形や方形にめぐる
溝で囲まれた大小の墳墓があり、これは前方後円墳に葬られた首長の権力を支えた
側近やその一族の墓と考えられる。
規模は小さいが埴輪を巡らすなど手厚く葬られたことがうかがえる。