丘全体がグスクになっている
グスク入り口の路標
路標から主郭へと上って行く階段がある
巨岩の脇を抜けて虎口へ進む
途中はブッシュの中に琉球石灰岩がゴロゴロしている
グスク内にある野面積みの石垣で出来た拝所
グスク頂部平場
グスクの奥にある拝所
グスクの遠望 ( 海に突き出た断崖の向うに位置する )
グスク頂部から見た金武中城湾
宮城島の泊グスクは、太平洋に突出する石灰岩からなる
独立した岩山の上に築かれたグスクである。
別名(トマイグスク・カクレグスク)とも呼ばれている。
泊グスクは、1322年に、怕尼芝(はにし)が今帰仁世の主(中北山)を滅ぼしたとき、
今帰仁グスクを追われた一団が南部へ逃れる途中に、家来の妻が男子を出産し、
身を隠してそのまま住み着いた場所だという。
だから「隠れグスク」と言われたのであろう。
また、その子孫が泊グスクを築いたといわれる。
泊グスクの対岸には伊計グスクがあり、常に勢力争いを繰り返したといわれており、
伊計グスクは宿敵であった。
宮城島・泊グスクへのアクセス
泊グスクは、与勝半島から海中道路を通り平安座島を抜け、
宮城島の海岸に面した山の上に位置する。
一度目は近くまで行きそれなりの場所を探索したが
結局確認できないまま断念することになったが、
二度目は山側からの探訪でグスクを探し当てた。
グスクは伊計ビーチ方面に進み、宮城島の漁港方面に下りる坂の手前を
右に約500mほど入った畑の中にある。
駐車は、その付近は滅多に車が通ることがないので、
邪魔にならないようにすればグスク入り口付近駐車できる。