浜崎貝塚あたりから見たタッチュウー ( 城山 ・グスクヤマ )
伊江港からの眺望
中腹にある伊江城山の路標
真下から見た伊江城山
中腹にある御嶽の鳥居
中腹にある拝所
頂上にある「 力 タンナーパの碑文 」
鎖を頼りに登った岩でできた頂上
雨で霞む山頂からの眺望
伊江島のシンボルともいえる伊江城山は、その形が円錐の形をなしているため、
伊江島タッチューともいわれている。この山自体がグスクの対象となり、
岩石の山を称して「城山」あるいは「伊江グスク」と呼んだのであろう。
戦乱や按司などの伝説もないことから、信仰の対象としての性格が強いものと思われる。
この山の中腹には御嶽があって、
昔は白骨が累々としていたと『南島風土記』に記されている。
伊江島城山(タッチュー)の頂上には、その昔、力(ちから)」タンナーパという力持ちがいて、
隣村から攻めて来た時に、この山の頂上から大きな石を持ち上げて投げた時に、
踏ん張った足跡が残っている。その伝説を記した碑文が(写真上↑)が残されている。
この城山に登った日は、風雨が激しい上に、片手にカメラ、
もう片方の手に傘を差していたので大変だった。
伊江グスク山へのアクセス
伊江グスク山へは、本部港からフェリーに乗り(約30分)、
そこから伊江村役場の横を抜けて
グスク山の見える方向へ歩いて行くと登山道へと続く階段がある。
ちなみに伊江港から徒歩で登山道上り口まで約25分くらいである。