Jimamaのアルバムの中に 「 でいご 」 や 「 ブーゲンビレアの下で 」 という歌がある。
その歌を聴いていたら、ふとブーゲンビレアを撮った動画があることを思い出した。
そのブーゲンビレアは、
昨日紹介した渡名喜島の
「 西門 ( いりーじょう ) 」 さんの前で撮った写真と動画であるが、
ハイビスカスやブーゲンビレアなどの南国に咲く花は、南の青い空に吸い込まれ、
原色特有の独特な雰囲気を醸し出している。
オシロイバナ科のブーゲンビレアの花言葉は 「 情熱 」 である。
何事にも情熱は大事である。
心の燃焼がなければ、いい仕事が出来ない。
ボクは絵も描くし、詩も書く。
その詩ごころは絵ごころに通じるものがあると思っている。
これは私感であるが、どちらも心の燃焼がなければ、
おいそれとは書けない ( 描けない ) ものだと思っている。
情熱や熱意は人の心をも動かすものだと思う。
以前、熊本時代に競輪選手会の役員として
プロの選手を育てる訓練指導員をしていた時期がある。
その時、口だけの指導じゃなくて、プロを目指す選手たちと一緒に練習をした。
「 俺も頑張るから、お前たちも頑張れ! 」 っていうように、
その熱意に生徒たちも応えてくれた。
そして訓練改革として、個々のスピード強化の必要性を訴えて、
アマチュアの訓練にもバイク誘導を取り入れたのもこの時であった。
これには責任問題などで色々と物議を醸し出したが、
なんとかバイクの使用の許可を得るまでこぎつけたものであった。
当時、ひとつの競輪場からプロ試験の合格者を12人出したのは記録であったそうだが、
現在もそうかもしれないが、そんな記録を作るために指導したわけではないから、
ただ一緒に練習をし、勉強を教え、共に頑張った子たちが、
競輪選手になるという夢を叶えてくれた事が何よりも嬉しかった。
ここで誤解しないで欲しいのは、指導の良さを言っているのではなく、
あくまでも厳しい訓練について来たプロを目指す子たちの頑張りを言いたいのである。
「 乾いた砂に水を撒くように、どんどん吸収する素直な選手に恵まれた 」 ということである。
自分は、馬 ( 選手 ) を水辺に連れて行っただけで(競輪場という訓練環境をつくった)だけで、、
その水を飲む飲まない ( その訓練をするもしないも ) 馬 ( 選手 ) の勝手である。
頑張るも頑張らんも、その選手次第ということである。
選手たちは厳しい練習によくついて来てくれたと思っている。
よく、試合は勝てば監督のお陰というが、そうではなくて
試合は、勝てば選手の手柄、負ければ本人の実力不足である。
指導者は選手の手助けだけで、
それ以外は、選手の努力の賜物だと思っている。
そして、その選手をサポートする家族の協力あっての結果だと思っている。
人は夢をカタチにするために一途に努力すれば叶うものだと信じている。