厚味のある輪石でしっかりと組まれている
橋脚部分は水路の擁壁から組まれている
幅2.6mの石橋は呉橋と平行して架かっている
呉橋の横に架かる石橋
神社の入り口にある鳥居
所在地 / 大分県中津市大貞
架橋 / 昭和8年9月
石工 / 松室傳太
長さ / 4.0m 幅 / 2.6m
拱矢 / 1.1m 径間 / 3.2m
薦神社は大貞八幡とも呼ばれ、01年に廃止になった中津競馬場や大貞公園が近くにあり、
県道万田四日市線の交差点沿いにどっしりと腰を下ろすようにある。
鳥居をくぐって参道を進むと国の重要文化財の神門の手前に呉橋と平行して架かっている。
この橋は個人が寄進したもので、
御神体である三角池(御澄池)の余水吐きの水路を跨いで架設されている。
石橋の手前と奥の方に石段が設けられ、
厚さ30㎝の要石と起拱部に向けて次第に厚くなった輪石は二重になっており、
その厚さは46㎝ほどになっている。
親柱を含め高欄は御影石を用いている。
薦神社参道橋へのアクセス
薦神社参道橋へは、中津市内から国道212号線を日田・耶馬溪方面に1キロほど行くと、
万田交差点がある。そこを左に県道万田四日市線を1.5キロほど行くと交差点の先の右手に
鎮守の森があり、神社の看板が見える。
駐車は、神社の鳥居の前が神社の専用の駐車場(無料)になっている。