「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

大分県耶馬溪町 「 柚木橋 」

2015-01-19 05:01:41 | 大分の石橋



新しい柚木橋からの眺望







半円のきれいなアーチ形をしている







橋のレベルで見ると意外と高い位置にある









壁石の部分がコンクリートでベタ塗りされている








石組みとコンクリートの打ち継ぎに段差がある








ひらがなで 「 つたみがわ 」 と書かれた親柱





所在地 /  大分県耶馬溪町大野 柚木
架橋  /  大正2年9月
石工  /  河野長蔵 ・ 中島岩吉
長さ   /  15.8m  幅   /  6.0m
拱矢  /   6.0m  径間  /  11.0m



柚木橋は蔭平橋の上流200mほどの所に架かる橋で、
コンクリートで補強・拡幅されているため石橋だとは気付きにくい。
総工費は740円36銭で、寄付金によって架けられた橋である。
石工は本耶馬溪町の河野長造と中島岩吉の師弟となっている。


柚木橋へのアクセス
柚木橋へは、蔭平橋から200mほど県道を上に行った場所になるため
陰平橋を参考にしてもらいたい。
駐車は橋の入り口の広くなった場所に駐車した。


大分県耶馬渓町 「 長岩城跡 ・ 三之城戸 」

2015-01-19 05:00:41 | 歴史 ・ 墓 ・ 城 ( 本土 )






















三之城戸の防塁は65まり、さらに岩上からは本丸まで132mと長い。

長岩城は、川原口にある山岳城で、
下毛郡の支配者であった豪族野中氏22代390年間の居城であった。
初代城主野中重房が、建久9年(1198年)創築し、
南北朝、戦国時代に増改築された。
天正16年(1588年)黒田長政の大軍に攻め落とされ、以後廃城となった。

城は、急峻な円錐形をした扇山(標高530m、比高230m)と、
その一帯の支峯や谷窪などに築かれている。
この一帯は、険阻な断崖絶壁地帯で、このような天然の要害を巧みに取り入れ、
断崖の合間などの敵の侵入し易い所には人工的に石塁や、
砲座、塹壕などの防備施設を補完した独創的にして要害堅固な山岳城である。


本城(本丸)は、主峰扇山の頂上にあり、
この山は、7合目所を高さ4~10m位の斬石が東、北、西の3面を取り巻き、
南面は深い谷窪となり、後方は、尾根続きで岩山の連山に連なっている。
西方の支峯に西出城(西之台)、東方の中腹に東出城(東之台)、
これと谷を隔てて相対する岩山にも出城を設けてある。
谷川に沿って一之城戸、二之城戸、三之城戸の3段構えで防備を固めていた。
陣屋跡や馬場の跡も残っている。

長岩城の特色は、地方豪族の中世山城としては規模も大きく、
石塁や砲座などの優れた石積みの構造物が多いことである。
石積みの類は、20余か所で延べ700余メートルに及びる。
特に石積櫓「楕円型砲座」は、石造の櫓としても、構造的にも大変めずらしいもので、
全国に類例を見ない貴重な遺構である。

また、石積みの石が扁平な鉄平石状のものに統一してあるのも特徴である。
なお、城址は、昭和59年に地元保存会などにより一部修復工事が行われた。


【 大分県指定史跡 ( 平成23年3月29日指定 ) 】


車検に寄せて・・・

2015-01-19 04:59:41 | モノレール ・ 乗り物 ・ 旅客機



セカンドカーとしてお気に入りだったフォードの KA








その色とフォルムが好きだった KA







九州管内の競輪に一緒に参加したマジェスタ





フォードのKAは、その前に乗っていたフェスティバから乗り換えたもので、
フェスティバは練習車で使っていたが、このKAについては、
まったくのセカンドカーとして活躍していた。

マジェスタは息子が生まれた年に現金で買った車である。
だから息子の成長と同じように思い出を作ってくれた車である。

去年の3月にそんなマジェスタから今の車に替えた。
中古のオンボロ車なので、その車検が25日で切れる。
車検の度に車を替えるのはどうかと思うが、
人それぞれの考え方なので、何とも言えない。
ただ、クルマ好きな人は、そうするのだろうな。きっと・・・

ボクは、水とガソリンとオイルをちゃんとして 「 車は動けばいい 」 と、
単純な考え方だ。
ただ、新車から買った車は ” ちゃんと見送りたい ” と思う。
それは、家族と同じように何よりも愛着があるから・・・