









高麗橋は明治の英傑を数多く輩出した加治屋町と高麗町を結ぶ甲突川に架かる橋で、
現在はコンクリートの橋として架かっている。
また水害で流出した石橋は、現在は石橋記念館の横に復元されて架かっている。
維新ふるさと館から大久保利通の生誕地に行くのにこの橋を渡ったと言われている。
この橋の四隅の親柱には、20個の巨大な薩摩切子が取り付けられている。
底の直径は20cm以上もあって、これだけの薩摩切子ならばかなり高価な街灯である。
できれば、切子に明かりが灯った夜の景色も観てみたかった。
今から15年ほど前であるが、
一時期、伊集院 静さんの影響で薩摩切子に凝った時期がある。
切子で飲む日本酒が粋に感じていた時期である。