高島にある 「 三角溝 」
高島にある 「 三角溝 」 の路標
長崎市東山手のオランダ坂にある 「 三角溝 」の説明板
長崎市東山手のオランダ坂にある 「 三角溝 」
高島の本町地区に数本ある、底がV字型をしたとても珍しい溝である。
鎖国時代にオランダと交易のあった出島や平戸に見られるものと同じで、
2枚の石板を地形に合わせて角度を変えた別名・オランダ式側溝である。
この三角溝はグラバーが住んだ南山手や
東山手の外国人居留地跡周辺にも見られるが、
そこよりも幅が広く、延長も断然長く続いている。
水流の速さを調節するというこの溝の機能を踏まえ、
おそらくグラバーが高島に持ち込んだものなのだろうか?
ここに来た日も雨だったので、今もしっかりその役割を果たしていた。
アクセス / 高島港から徒歩25分、
高島港ターミナルバス停から循環バスに乗車し、本町下車、徒歩2分