「3月18日be on Sunday(asahi新聞)」(日曜ナントカ学 より)
台湾・台北にある世界一高いタワー「TAIPEI101」(508m)のなかに世界一速いエレベーターがあるんです。皆さんご存知でした?
ナント、最高速度は、分速1010メートル。日本製だそうです。
「コインを立てても倒れない、静かで揺れないエレベーターを」と注文されて、東芝エレベーターの技術陣が「速さはフェラーリ、乗り心地はロールスロイス」のコンセプトで04年12月完成させたと書かれてました。
横揺れは0.5㍉以内、ドアが開いて床と建物の段差は1㍉以内で、筆者の方が10円玉を立てても1階から展望台のある89階まで微動だにしなかったそうです。(382.2m 39秒)
かご同士の高速によるすれ違い時の衝撃を抑える工夫や、形もF1カーのような流線形に、気圧の変化に耐えれる制御装置も備え、ワイヤーを巻き上げるモーターの加減速をスムーズにする為にコンピューターの調整に5ヶ月掛けたとか・・・
「東芝エレ・・」は、08年を目指してさらに揺れないリニアエレベーターを開発してるそうです。これは、レールから4㍉浮いたまま昇降するんだそうです。
ちなみに、日本初の電動式乗用エレベーターは、明治23年浅草の展望塔「凌雲閣」に設置されたもの。でもこれは、関東大震災でビルに亀裂が入り爆破されたそうです。
現役で最古のものは、大正15年に設置された京都市の「東華菜館」の、内側のかごの扉が、蛇腹式になってるレトロタイプのものだそうです。
定員が日本一なのは、東京の科学技術館のもので、「124人乗り」。
横に走る変り種エレベーターは、成田空港のターミナルを走る「シャトル」だそうです。
今日は、興味を持った記事より「エレベーター」のお話でした。