Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

本試飲に備え予備試飲

2007-05-06 | 試飲百景
土曜日11時からのワイン試飲の予備試飲をする。予想に違わず大変興味深かった。

一つは、瓶詰め直後の事もあってか酵母臭が出ていたが、大変コンパクトで面白いと思わせる。その全く閉じた蕾の様な味覚が、どうにも関心をそそるのである。これは、ゲストには判断が難しいかもしれないが、金曜日に他のワインを試飲する内に、これがお互いに認識出来るようになるのではないかと思っている。つまり、味の説明が難しいだけでなく、評価は更に難しいのである。道理で、作った者が一緒に試飲して、感想を聞きたいと言っていたのが理解出来た。謂わば、三ヵ月後の発展すら予想がつかないほどの可能性があるのだ。

もう一つは、2005年産の物に比べて、本格的な辛口になっていて好ましい。これは砂地のような土地で栽培されているリースリングなので、その酸がストレートに出る。こちらの方は、今現在でも特徴に満ち溢れているが、香りなどは珍しくまだ出ていない。それでも、これは辛口リースリング愛好家には勧め易い。

さて、土曜日の本試飲の結果はどうなるのか?また、他の醸造所の同クラスのワインをこれと比較して、適当なアドヴァイスをする事が出来るだろうか?
コメント
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