なんとなく公開を躊躇っていた写真である。ノイヤースコンツェルトを観ながら食した魚尽くしなのである。三週間の距離をおいてこうして眺めると面白い。
小鉢の魚は「家庭の主婦風若ニシン合え」でドイツの最も有名な魚料理である。ザワークリームを使っていないのでマヨーネーズが分離して美味く乗っていないが、日数を置いてあるので味はよく馴染んでいた。よってリースリングワインにもジャガイモともどもなかなか癖がなくて良かった。89セントほどで二食分の魚の量があるのがなによりも嬉しい。
もう一つのメインは、なんといってもサーモンの燻製とイクラであろう。これも二ユーロほどの安物であるのでそれほど美味い事はない。しかし、後味の臭みもなく楽しめた。
偽物キャヴィアやチーズもたいしたものではなかったが、こうして見ると門松がなくとも小カブの日の出とパイナップルの扇子が面白い。一体いつの間に神道に感化してしまったのかどうか判らないが、おかしな意匠を考えたものである。
さすが自称元新日本食研究家の面目躍如とは誰も言わないだろうと思って、公開を見合わせていたのである。先日のライストルテとあまり変わらないとは思わないのだが、文化の記憶の範疇にあるだろうか?
小鉢の魚は「家庭の主婦風若ニシン合え」でドイツの最も有名な魚料理である。ザワークリームを使っていないのでマヨーネーズが分離して美味く乗っていないが、日数を置いてあるので味はよく馴染んでいた。よってリースリングワインにもジャガイモともどもなかなか癖がなくて良かった。89セントほどで二食分の魚の量があるのがなによりも嬉しい。
もう一つのメインは、なんといってもサーモンの燻製とイクラであろう。これも二ユーロほどの安物であるのでそれほど美味い事はない。しかし、後味の臭みもなく楽しめた。
偽物キャヴィアやチーズもたいしたものではなかったが、こうして見ると門松がなくとも小カブの日の出とパイナップルの扇子が面白い。一体いつの間に神道に感化してしまったのかどうか判らないが、おかしな意匠を考えたものである。
さすが自称元新日本食研究家の面目躍如とは誰も言わないだろうと思って、公開を見合わせていたのである。先日のライストルテとあまり変わらないとは思わないのだが、文化の記憶の範疇にあるだろうか?