Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

初雪初積雪の冬真っ只中

2014-12-04 | 
流石に寒い。明け方、目が覚めるほどではないが、目が覚めると寒かった。昨夜からの雪が三センチほど積もっていた。道路の除雪が必要なほどではなかったが、車や家屋の屋根は白くなっていた。急いでヒーターをつけてお湯を回す。それでも暖かくなるというほどにはならない。陽が射さないこともあるが、湿気があるのか室内も寒いままだ。

パンを買って、一っ走りする。日曜日から走れていないので、週明け初めてである。沢を奥まで行って、戻ってきた。雪景色を写すために、ポケットにカメラを入れて走った。邪魔にはならなかったが、やはりカメラは軽く小さい方が良い。写す間合いに合わせて一分ほど復路で余分に時間を使った。往路は13分2188歩と、景色を眺めながら、手を擦りながらの走りとしては普通だろう。復路は写真を写しながらも27分4420歩で戻ってきた。丁度零度ぐらいの気温であったが、それでもバンダナの周りに汗を掻いた。

平野部の初雪がこれだけ積もるのはあまり記憶がない ― 2010年に似ているかもしれない。夜中に降ったという事情もあるだろうが、この冬は寒くなりそうな予感が当たりつつある。昨日の雪雲の流れも南東からやって来て、フランス国境に大分雪を落としているようだ。週末にかけて気温は上がるのが、来週はまた同じような気象になりそうである。

アマゾンで注文したメリノのシャツが届いた。ロンドンの小さなブランドの商品らしい。色目はこの種のものとしては暗めでチェック柄も十分に細やかだが、どうしても百パーセント毛であり、襟裳補強が弱いのでカラーがすっきりしていない。しかし、素地自体は心配していたほどに分厚くなく、現在普段着に着用している綿混毛のものとそれほど変わらない。英国のサイトのカスタマーレヴューのちくちく感はこの種のものとしては最低限で、その人が書くように下にちゃんと着ていれば全く問題がない。子供の時のちくちく感への記憶は誰にでもあるかもしれないが、あれも下着の着方によるのだろう。但し首元などはそもそも髭のためか鍛えられて殆ど感じなくなっているのは年齢ゆえなのか?

買い物などにこうした寒いときに着るのにはこうしたシャツが最適であるが、問題は洗濯である。手洗いかドライとなるとやはりドライクリーニングとなるので、シーズンに一二度の洗濯が限度だろう。そもそも洗濯で風合いが奪われるのがこうした衣料の最大の問題点である。嘗ては冬山登山となるとこれが重宝された。勿論そのような商品は生地が分厚くて、可成りごわごわしたものだった。下着を上下着込んで、更に分厚いシャツを着て、その上にセーターのようなものを着て、ナイロンのヤッケを羽織って、毛の手袋を嵌めてシュタイクアイゼンで岩を攀じた時代が懐かしい。

さて件のブランドのホームページを見ると、小物や女性衣料を出しているが、そのコレクションは限られている。なるほど手元のシャツのタグは手書きであったりで、如何にも小さな手作りブランドという感じだ。もしかすると質は価格以上に高い可能性もある。一着56ユーロはこの手の衣料としては決して悪くはないだろう。



参照:
初雪で漸く冷えてきた 2012-02-01 | アウトドーア・環境
鼻の下を真っ赤に腫らしながら 2010-11-25 | 生活
初雪後の陽射しの中で [ 暦 ] / 2008-11-25
雪が降る、札が降る  2007-01-29 | 生活
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