Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

来週への準備をする

2019-11-10 | 生活
ミュンヘンでは日曜午前中に新制作「死の街」の発表会があった。何か新たな情報が出るだろうか?第一幕をざっと観た。結構折衷された印象で失望もさせてくれるが、ここはと言うような光る場面もある。しかしその管弦楽法に関してはそれ程素晴らしいとは思わなかった。ネットには一幕の総譜は手書きのファクシミリしかなくて、見難い反面音楽的に自然と浮かび上がるのが不思議だ。

今年のスカラ座での録音を改めて聴くと、管弦楽は全然よくはない。指揮者のギルバートと言う人の実力はよく分からなく、寧ろ失望に近い。誰が見てももう少しここはこうだろうという箇所が幾つもあって、そういうところは簡単に映画音楽の様に指揮されている。スカラ座の管弦楽団も全然よくない。しかし、歌手はフォークトも良く歌っていて、やはりグレゴーリアンがいい。「サロメ」よりも上手く行っているのではないかと思うところもある。

Die tote Stadt - Trailer (Teatro alla Scala)


今回は初日に行くので、兎に角頭に入れて仕舞わないと、正しい評価が出来ない。粗筋は至極単純だが、途中の妄想のようなところをどの様に舞台化するかだけだろうか。音楽表現に大きく影響するところだ。昨晩もちょこちょこと余り券が出ていた。一体どこまで売れているのだろうかと思わせる。そしてメディア上でもそれ程話題になっていない。

一方天候の方は、ミュンヘンは来週末温度が上がりそうなので火曜日、水曜日の雪は消えるだろう。先ずは木曜日の早朝までに路面が綺麗に成って貰うと助かる。いずれにしても先に降雪があるので融雪剤が撒かれるだろう。

ベルリンからの中継の一週間券が土曜日の17半ぐらいに始めて翌土曜日まで使えたことを書いておこう。基本的には7x24時間使えるようだ。まだ12月末までに一週間券があり、もう一枚余分があるのでその使い方を考えたい。



参照:
暖かく且つ拘束感も無い 2019-11-06 | ワイン
初アスミク・グリゴーリアン 2019-10-11 | 女
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする