ザルツブルク音楽祭の開幕だ。17時から始めるが30分に短縮された大統領らの演説から始まる。放送は19時30分からオーストリア放送協会のラディオと同時にバイエルン放送協会が時差生中継を行い。その30分後にはSWRがキー局となってARD各局が流す。更に30分ほどすると今度はARTEが時差生中継の映像を流す。
ヴァリコフスキーの演出は、昨年のミュンヘンの「サロメ」においても創作家の生きた時代を舞台にして劇にはめ込む形だったが、今回も作詞家のホフマンスタールの作品としてフロイトを通した家族物語としているようだ。
管弦楽団は助っ人をいれた120人のヴィーナーフィルハーモニカーが奈落でギッシリと詰めて演奏をする。コロナ時代の音楽会の破廉恥として歴史に残るであろう。先ずはクラスター化しないことを願いたい。客席もドイツでのコロナ配置と異なり半分ほどを入れるとても危険な公演となる。
個人的にザルツブルク行までにまだ数日ある。現金は50ユーロほど下ろしておいたが、足りるだろうか?駐車料金がカードで払えれば足りるだろう。帰りの燃料は宿の近くで入れることにしている。
先ずは、録音をして録画することになる。オンデマンドは残るようだが、出来るだけいい音でも録画しておきたい。録音を道中のお勉強に持って行くか、録画を使うかはあとで考えればよい。
ベルリナーフィルハーモニカーの年内公演のプランBが出た。オープニングはザルツブルク音楽祭出演の第一プロと同じだった。つまり、シェーンベルクの浄夜に続けてブラームスの交響曲4番を演奏するというものだ。いずれにしても最大60人編成で、会場には500人までの入場しか許されない。しかし同じプログラムをザルツブルクから帰還後9月2日に再び演奏するので、750人入れる筈だ。合わせて1250人で通常の半数ぐらいとなる。
9月のベルリン芸術祭時のプログラムは三日間やって通常の一晩分弱の2250人となる。海外から訪れる人は少なく、現在のベルリンの状況からするとそれほど押しかける人はいないと思われるが、ベルリンの感染状況に拠るかも知れない。
10月末の合衆国ツアーの為のベルリンでの演奏会は、委嘱曲のノーマンの作品は其の侭で、交響詩「英雄の生涯」は大編成なので、同作曲家の「メタモルファーゼン」に変えられて最後にショスタコーヴィッチの交響曲9番が入れられた。既に入場1000人までとなっているので三日間で四回の演奏会を行うので4000人の入場となる。
さて肝心の11月は、ツアーがキャンセルで抜けて活きているのはフランクフルトのアルテオパーでのブラームスの最初のプログラムだけである。つまり前半ではヴェーベルンの「パッサカリア」に続いてメンデルスゾーンの交響曲一番が演奏される。その時点で舞台上により多くの楽員が並び入場制限が解かれて、休憩ありのコンサートになっているかどうかは現時点では定かではない。
これでバーデンバーデンも時間をおいて予定を発表するその意味が出て来た。恐らくベルリナーフィルハーモニカーが状況を見てからでも実現できるような準備を整えているという事になる。逆に10月までのプログラムで、11月はそれほど悪い公演にはならない。やはり客席の収容人数左右されるという事になりそうだ。そして半分以上の入場で最低これぐらいのプログラムは可能となる。
参照:
夏のフィナーレに向けて 2020-07-30 | 暦
ザルツブルクの崖っぷち 2020-07-29 | 文化一般
ヴァリコフスキーの演出は、昨年のミュンヘンの「サロメ」においても創作家の生きた時代を舞台にして劇にはめ込む形だったが、今回も作詞家のホフマンスタールの作品としてフロイトを通した家族物語としているようだ。
管弦楽団は助っ人をいれた120人のヴィーナーフィルハーモニカーが奈落でギッシリと詰めて演奏をする。コロナ時代の音楽会の破廉恥として歴史に残るであろう。先ずはクラスター化しないことを願いたい。客席もドイツでのコロナ配置と異なり半分ほどを入れるとても危険な公演となる。
個人的にザルツブルク行までにまだ数日ある。現金は50ユーロほど下ろしておいたが、足りるだろうか?駐車料金がカードで払えれば足りるだろう。帰りの燃料は宿の近くで入れることにしている。
先ずは、録音をして録画することになる。オンデマンドは残るようだが、出来るだけいい音でも録画しておきたい。録音を道中のお勉強に持って行くか、録画を使うかはあとで考えればよい。
ベルリナーフィルハーモニカーの年内公演のプランBが出た。オープニングはザルツブルク音楽祭出演の第一プロと同じだった。つまり、シェーンベルクの浄夜に続けてブラームスの交響曲4番を演奏するというものだ。いずれにしても最大60人編成で、会場には500人までの入場しか許されない。しかし同じプログラムをザルツブルクから帰還後9月2日に再び演奏するので、750人入れる筈だ。合わせて1250人で通常の半数ぐらいとなる。
9月のベルリン芸術祭時のプログラムは三日間やって通常の一晩分弱の2250人となる。海外から訪れる人は少なく、現在のベルリンの状況からするとそれほど押しかける人はいないと思われるが、ベルリンの感染状況に拠るかも知れない。
10月末の合衆国ツアーの為のベルリンでの演奏会は、委嘱曲のノーマンの作品は其の侭で、交響詩「英雄の生涯」は大編成なので、同作曲家の「メタモルファーゼン」に変えられて最後にショスタコーヴィッチの交響曲9番が入れられた。既に入場1000人までとなっているので三日間で四回の演奏会を行うので4000人の入場となる。
さて肝心の11月は、ツアーがキャンセルで抜けて活きているのはフランクフルトのアルテオパーでのブラームスの最初のプログラムだけである。つまり前半ではヴェーベルンの「パッサカリア」に続いてメンデルスゾーンの交響曲一番が演奏される。その時点で舞台上により多くの楽員が並び入場制限が解かれて、休憩ありのコンサートになっているかどうかは現時点では定かではない。
これでバーデンバーデンも時間をおいて予定を発表するその意味が出て来た。恐らくベルリナーフィルハーモニカーが状況を見てからでも実現できるような準備を整えているという事になる。逆に10月までのプログラムで、11月はそれほど悪い公演にはならない。やはり客席の収容人数左右されるという事になりそうだ。そして半分以上の入場で最低これぐらいのプログラムは可能となる。
参照:
夏のフィナーレに向けて 2020-07-30 | 暦
ザルツブルクの崖っぷち 2020-07-29 | 文化一般