Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

胸がきゅんとなる

2020-11-07 | 
相変わらず天気が良い。11月での陽光としては珍しい。黄金の十月が無かったからだろう。冬籠り初日はよく眠れた。やはりベットの上掛けは寝返りが自由でなくて身体に悪い。足がコブラ返りになりそうにもなったことがある。昔日本の雪国などでは重い上掛けをしていたがあれは健康被害がなかったのだろうかと思うようになった。それどころか綿入れ布団が重くないと眠れないという人の話しも良く聞いた。

ヒーターは就寝中は切るが、比較的温度は高いお湯が流れていた。調整が良く出来ていたのだろう。何れ効かない時もあると思うが、最初の印象が大きい。準備をしておいたので、食事が済んでから階下のデスク周辺のノートブックを寝室に上げるだけで実質一回とその他の茶器やガウンを持って上がるだけだった。半年ぶりなので忘れているが、30分も掛からない内に落ち着いていた。

お湯を上がり場で沸かしての煎茶が中々旨い。照明はベット横の電球が明るいので足元の光をタブレットで消しておいた。これだけでも電気代節約になる。間接照明はその付け消しが面倒な時があるがタブレットで操作するので小まめにプログラミング可能となった。これは大きい。

さて、サブのアクティヴスピーカーで音を鳴らしてみる。ベットの中ででは無くてBGM用のメインとして鳴らすと失望しないか緊張したが、全然悪くない。低音が響く訳でもないが、素直にもどきで無く聞こえるのがいい。BGM用にはバランスもとれていて何一つ文句はない。アクティヴのスイッチの接触不良はあるのだが、屋根裏部屋の天井も高くて中々広がりがある。

その音出しは録音しておいたミュンヒナーフィルハーモニカーのファミリーコンサートでデビューしたヨアンナ・マルヴッツ指揮の九月の演奏会録音だ。既に映像で見ていて、ところどころの音は確かめていたが、こうして通して聞くと違う。チャイコフスキーのロココ主題の伴奏も言えば色々と出てくるだろうが、ミュンヘンフィルでこうして瀟洒な音を出してくれるだけで嬉しい。これだけでもこの女流指揮者がゲルギーエフに代わって首席指揮者になればよいと思う。

この人の指揮は、ザルツブルク音楽祭の「コシファンテュッテ」でもあったように胸キュンものの感受性に富んだ音楽作りで、今後特に交響楽団指揮者としては紆余曲折があると思うが、音楽監督としてもう一つ上に行く人だろう。ブッルクナーを配慮したシューベルトだった様だ。フォンドホナーニ指揮との相違は大きく、こんなに簡単にやって仕舞えるのだと、比較的若い女性の触媒ホルモンを感じる。女性も加齢するとこういう柔軟性は心身ともに衰えてしまうのだろう。兎に角いいものを持っている。

BR交響楽団はアクサーナ・リニヴの方が本格的な交響楽の世界を提供してくれるので適当だが、二人がミュンヘンで振りあうとなると、我々も無視できなくなる。

フォア―アールベルクの感染状況がもの凄い。一時も傑出したことのあったフェルトキルヒとブレゲンつの間のドルンビルンの指数がオーストリアトップとなった。隣町にホテルは予約してある。演奏会は無くなったのでキャンセルすればよいのだが、12月が駄目になることを確認してからでもと思っている。指数で700人は、千人に7人ぐらいが陽性である。つまり隣町の演奏会場で500人入れれば、3人以上、潜在感染者は十五人に一人ぐらいか?とても恐ろしい数で、自分の並びか前後の並びの話しかけるところに誰かがいるぐらいだろう。そんなところで幾ら空調を効かしてもウイルスの濃度は上がる可能性がある。そこに一時間以上閉じ込められる。舞台も客席も何もない。

ドイツも一日で二万の新感染者数と死者116人は尋常ではない。こちらはまだロックダウンの結果が出ていないので、再生産数の毎日の低下7.9にしか期待はできないが、12月から元に戻せるとは思えない。11月中に規制徹底から法改正が議論されているが、現行の規制は効果があまり期待できない。それに比較してオーストリアの政府は浮足立ってしまって、なんら数字が出ていない矢先から更なる強化に言及しだした。医療システムの崩壊が避けられないのだろう。そんなことは9月初めから分かっていた。未必の故意として閣僚らは起訴されるかもしれない。



参照:
ダポンテの最後の啓蒙作品 2020-08-07 | 文化一般
ああ無常の心の距離感 2020-08-04 | 女
コメント
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