Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

交代勤務の人への思い

2020-11-24 | 雑感
小雨が降っていて湿度が高かった。それでも気温が摂氏7度とかあるのでショーツでも寒くは無かった。慣れると恐ろしい。冬山での様に身体が寒さに慣れている。

指数が100を割るところが増えて来た。地元はまだ112で超えているが、二週間もすれば切れるかもしれない。クリスマス直前に全国平均50を割るように試算しているようだが、それは可能かもしれない。来月中旬には各地でワクチンの注射が始まっている。約束の時刻にセンターに出かけて、15分以内で一回目が終るらしい。兎に角必要な人は早めに済まして欲しい。

調査によるとドイツでは絶対接種を受けるという人が35%ほどで、アメリカの30%よりは少し高く、フランスの21%よりは大分高い。その他の大多数の人にとってはコロナはただの風邪なので自然減少してくれば誰も接種などはしないであろう。来夏に気にすること自体が億劫になる筈だ。新春に目星がついてくれればよいと思う。

オーストリアもロックアウトの影響は数字に出てきているようで、医療崩壊へと大きくは動いていないが、効果までは出ていないのだろう。その一方でスキーシーズンを期待する向きもまだあって、来月にでもなんとかしようという圧力が首相官邸に強く働いているようだ。まるであの五月の蛮行に等しい。そして肝心の検査による陽性率は20%を超え続けている。それが何を示すかというと感染が把握できていないという事で、全国民抗原検査へと動いている事情がハッキリする。所謂お手上げで、神のみぞ知る態勢へと進んでいるに過ぎない。大阪府とオーストリアの人口規模が同じ程度なので、そこで何が起こっているかは想像可能だろう。

一方バロセロナでは、ロックダウンから解放された劇場などが再開して、五割入場で公演が八カ月ぶりに行われるという。まだワクチンの手配も進んでいないようなところで、無駄に命を捨てるような施策であるが、上のオーストリアなども何かをやらかしそうで恐ろしい。

メルケル首相は首相としての最後の最大の判断として指数50に拘りそうであるが、クリスマス前の判断が最後の見せ場となりそうだ。物理を学んだものであるから数理的なモデルを描けるように専門家に指示していると思われるが、そして新年からの道筋をどのように付けて来るのか注目される。

水曜日に行われる全国TV会議に備えて、ラインラントプファルツ州トライヤー知事は、「平素は出会えない交代勤務の人などにクリスマスにおいては配慮したい」と語った。州としては、一家族に最大子供を除いて十人までのお客さんに制限したいとした。

政治的なメッセージは如何にしろ、その時までにどのような数字になっているかなど科学的な思考の方が重要であろう。



参照:
決して一人にはしません! 2020-03-14 | 女
あとは辛抱だけでは 2020-11-10 | 歴史・時事
コメント
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