メーカーの支店から連絡があった、試乗したい車が手配できないと。ディーゼルのものならば金曜日にハイデルベルクからなら走れるとあった。今時ディーゼルを買う人はいまい。しかしご近所さんは新たにディーゼルの中古車を買っていた。話を聞くと定年で車を市内には知らせることもなく、市内進入禁止のディーゼルでも問題がないということだった。勿論価値が全くなくなっているので馬鹿安で購入したのだろう。同じ理由で今回の新車購入の選定が定まった。緑の党が公約にしていた制限速度施行は連立構想三者の話し合いで引っ込めたが、脱化石燃料エンジンへは舵を切るとあった。すると、今後市内では化石燃料エンジンでは通行が不可能になる。恐らく十年以内に実施されるだろう。
その確信を持ったのが市場で大きな要素となっているプラグインハイブリット車の勃興で、三菱車などに続いてダイムラーなどだけでなく小型車にも急に増えてきた。どうも身近で走っている音のしない車の殆んどはそれで、完全な電気自動車は郵便局の車やテスラなどまだ少数派であることが知れた。つまり、五年後に市内通行禁止にしても市場は追いついて来るとなる。
一方電気自動車の方は到達距離が660KMとかでミュンヘン往復が出来ない。800キロに延びても充電時間が数時間かかるとなると、事実上旅行が制約される。その点、上のハイブリットでは少量の燃料を積んでおけば従来通り走れて、必要ならば充電も可能となる。明らかに走行距離が延びるだろう。
プラグインハイブリットは本格的にはコロナ中に紙上を賑わしてきたようで、一昨年の最後の車検の時にはまだ通常のハイブリットを超えての選択の要素とはなっていなかった。つまり、現在はまだ上のディーゼルなどが市場で混在している。そこで俄然テクノロジーの変化期としてのそれにとても興味を持った。現在の車は丁度ディーゼルが大人気になった時のオットーモーターを敢えて選択したのだった。
更なる特徴として四輪駆動にしたいということだ。現在の車は後輪駆動で、前輪駆動車は殆ど乗ったことがないので、四輪になれば雪道などに強くなるだけでなく、自動化運転への大きな制御機能となる。その他昔から希望の空気ばねは、どうも調べてみると三段階のコンフォートとかスポーツと彼の調整しか出来ないことが知れた。嘗てメルセデスでは600リムジンに使われていた技術とあまり変わらない。それが現在は自動調整になっているとあって、これは不要と分かった。空気ばねが他のシステムよりも有利になることはもう殆どないだろう。
その他サンルーフとかを本革使用とかメタリック塗装とかをコンフィギュレーションをしていくと売上税を加えて予算を超えてしまった。思ったよりもスタイリングとかは金を掛ければそれなりになることは現用の車両の時と同じで、同様に時間が経つとその価値は保険でもあまり賠償されないものになっていく価値の喪失が結構大きい。謂わば何百万円のものを趣味で購入するかどうかということになって、必要性の経費とはまた別の話になる。
ミュンヘンの宿はキャンセルした。これで何とか午前様で安全に戻ってくることに全力を注ぐ。眠気止めの新たな口に入れるものも購入して試してみる。久しぶりにガムもやる。飲み物とか復路の車中で口に入れるものも吟味する。新音楽監督ユロウスキーのインタヴューを読むと面白かった。矢張り話しが上手い。そして、モスクワでの監督の指揮を後任のヴァシリー・ペトレンコに譲って名誉指揮者として空いたときに指揮しに行くと語る。今までも政府の干渉を受けたこともなく、大臣とは顔馴染みだがプーティンとはまだ会ったこともないとしている。つまり、爺さんからの関係で文化界に大きな繋がりがあるということで、完全にエリート階層であり、如何に同じユダヤ系でもシベリアのキリル・ペトレンコ家とは大違いということである。だからプーティンと個人的な友好関係のあるゲルギーエフにも一定の理解を示している。勿論本人は干渉を受けるようなことがあれば二度とロシアでは活動しないと言い切っている。
そう一つ注目されるのは、演出などの企画が音楽監督である自分自身に合わなければ新制作を任せられる指揮者を探しているという件である。勿論実力がなければ監督の責任でもあるので容易ではないだろう。例えば来年デビューするエンゲルなどもそうした候補なのだろうが、本当に力がある人とならばライヴァル関係になるのではなかろうか。兎に角、週末にその腕を見せてもらうことになる。
参照:
視差を際立せる報道 2008-09-29 | マスメディア批評
639馬力、最高時速315㎞ 2018-10-07 | 雑感
その確信を持ったのが市場で大きな要素となっているプラグインハイブリット車の勃興で、三菱車などに続いてダイムラーなどだけでなく小型車にも急に増えてきた。どうも身近で走っている音のしない車の殆んどはそれで、完全な電気自動車は郵便局の車やテスラなどまだ少数派であることが知れた。つまり、五年後に市内通行禁止にしても市場は追いついて来るとなる。
一方電気自動車の方は到達距離が660KMとかでミュンヘン往復が出来ない。800キロに延びても充電時間が数時間かかるとなると、事実上旅行が制約される。その点、上のハイブリットでは少量の燃料を積んでおけば従来通り走れて、必要ならば充電も可能となる。明らかに走行距離が延びるだろう。
プラグインハイブリットは本格的にはコロナ中に紙上を賑わしてきたようで、一昨年の最後の車検の時にはまだ通常のハイブリットを超えての選択の要素とはなっていなかった。つまり、現在はまだ上のディーゼルなどが市場で混在している。そこで俄然テクノロジーの変化期としてのそれにとても興味を持った。現在の車は丁度ディーゼルが大人気になった時のオットーモーターを敢えて選択したのだった。
更なる特徴として四輪駆動にしたいということだ。現在の車は後輪駆動で、前輪駆動車は殆ど乗ったことがないので、四輪になれば雪道などに強くなるだけでなく、自動化運転への大きな制御機能となる。その他昔から希望の空気ばねは、どうも調べてみると三段階のコンフォートとかスポーツと彼の調整しか出来ないことが知れた。嘗てメルセデスでは600リムジンに使われていた技術とあまり変わらない。それが現在は自動調整になっているとあって、これは不要と分かった。空気ばねが他のシステムよりも有利になることはもう殆どないだろう。
その他サンルーフとかを本革使用とかメタリック塗装とかをコンフィギュレーションをしていくと売上税を加えて予算を超えてしまった。思ったよりもスタイリングとかは金を掛ければそれなりになることは現用の車両の時と同じで、同様に時間が経つとその価値は保険でもあまり賠償されないものになっていく価値の喪失が結構大きい。謂わば何百万円のものを趣味で購入するかどうかということになって、必要性の経費とはまた別の話になる。
ミュンヘンの宿はキャンセルした。これで何とか午前様で安全に戻ってくることに全力を注ぐ。眠気止めの新たな口に入れるものも購入して試してみる。久しぶりにガムもやる。飲み物とか復路の車中で口に入れるものも吟味する。新音楽監督ユロウスキーのインタヴューを読むと面白かった。矢張り話しが上手い。そして、モスクワでの監督の指揮を後任のヴァシリー・ペトレンコに譲って名誉指揮者として空いたときに指揮しに行くと語る。今までも政府の干渉を受けたこともなく、大臣とは顔馴染みだがプーティンとはまだ会ったこともないとしている。つまり、爺さんからの関係で文化界に大きな繋がりがあるということで、完全にエリート階層であり、如何に同じユダヤ系でもシベリアのキリル・ペトレンコ家とは大違いということである。だからプーティンと個人的な友好関係のあるゲルギーエフにも一定の理解を示している。勿論本人は干渉を受けるようなことがあれば二度とロシアでは活動しないと言い切っている。
そう一つ注目されるのは、演出などの企画が音楽監督である自分自身に合わなければ新制作を任せられる指揮者を探しているという件である。勿論実力がなければ監督の責任でもあるので容易ではないだろう。例えば来年デビューするエンゲルなどもそうした候補なのだろうが、本当に力がある人とならばライヴァル関係になるのではなかろうか。兎に角、週末にその腕を見せてもらうことになる。
参照:
視差を際立せる報道 2008-09-29 | マスメディア批評
639馬力、最高時速315㎞ 2018-10-07 | 雑感