紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

小樽冬の情景

2010-03-06 07:00:00 | 写真
このところ好天が続き、急速に雪が解け始めたと思ったら、翌日は猛吹雪になるなど、不安定な日が続いております。三寒四温と言う現象でしょうか。しかし3がつに入って、陽が長くなり、確実に春の足音が近づいてきています。そこで今回は小樽の雪の情景を取り上げてみました。最初の画像は、旧日本銀行小樽支店です。現在は、支店は撤退し、日銀金融資料館として残っております。


(明治45年建築 全国の日銀支店の中でも一番美しい建物と言われている)

小樽の観光名所でもあり、日銀の前だけ電線が地中化されました。次の画像はメルヘン広場にある洋菓子店ルタオの展望台から交差点付近を見たものです。30秒の長時間露光をしていますので、車のテールランプやヘッドライトが綺麗に写りこみました。


(人物の顔辺りが光っているのは、ルタオのイルミネーションを撮った時のストロボ光です)

次の画像は、メルヘン交差点から堺町を通って運河方面に行く途中にある、北一ガラスの店舗です。北一ガラスは、周辺の他店舗を次から次と買収し足していったために、何店舗も横或いは向かいに繋がっています。降りしきる雪の中でも観光客が後を立たないで北一ガラスの店舗に入っていきます。


(画面に見える4棟とも北一ガラスの店舗 バス停も「北一ガラス前」となっている)

では堺町をもう少し進んで、小樽運河に出てみましょう。雪の降りしきる中、記念写真撮っているカップルに出会いました。女性のほうが、胸そらせてモデル並みのポーズを取っています。一目見て外国人(中国または韓国)と分かります。日本人は公衆の前でこういうポーズは取りません。また男性が、真っ赤なコートを着ているところも見かけません。


(こんなポーズでどうかしら 中国人カップル)

次は運河周辺で営業している人力車のお兄ちゃんを二カット挙げておきます。上段は、この日朝から猛烈な雪が絶え間なく振り、なおかつ気温は氷点下でした。観光客の出足も鈍く、手持ち無沙汰な様子でした。


(こんな日は商売にならないナ~ とでも話し合っているのでしょうか)


(雪道は重労働 夏の倍以上の労力が要るし、スリップに気をつけないと…)

再度メルヘン交差点に戻り、海側に出ると勝納川の河口に突き当たります。このあたりは、小樽市内の何箇所かの排雪指定地域の一つです。ひっきりなしに大型ダンプがきて、市内各地から運んできた雪をここに捨てていきます。それを、回転枠の付いた除雪車が、海に吹き飛ばしているのです。岸壁にはうづ高く排雪された雪が積もっています。


(岸壁近くに運び込まれた雪を、海に向かって、吹き飛ばしている)

なお、運び込まれた雪にはプラスチック、空き缶など不法に投棄された色んな廃棄物が含まれています。そのために、河口から外洋に流れ出さないように、フェンスが張られています。さて、最後に真冬に咲く桜を紹介しましょう。JR南小樽駅(通称、南樽ナンタル)には数本の桜の木があります。下の画像は、まさに真冬に咲く南樽桜です。


(桜満開に見えませんか? 通行人は、小樽双葉高校の生徒)


(これが本当の南樽桜です。 ゴールデンウィーク頃満開となります)
コメント (4)
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