紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

クロス現像にトライ

2010-03-14 06:00:00 | 写真

(中国、韓国人で賑わう小樽運河 クロス現像Kodak100)

過日「厚木カラー現像所」に依頼してあったフィルムが出来上がってきました。わざわざ小樽から厚木に、と思われるかもしれませんが、市内にはクロス現像してくれるところがないからです。KodakEliteChrome200と100の二本をネガ現像してもらいました。

通常はポジフィルムは、E-6と言う方式で現像し、スライド状のフィルムが出来上がります。一方ネガフィルムは、C-41と言う方式で現像され、色が反転(補色)された状態ででてきます。敢えて、ポジをC-41で、ネガをE-6で現像することをクロス現像といいます。いわばたすき掛け(クロス)にするわけです。殆どは、ポジをネガ現像する場合が多いようです。

なぜクロス現像するかというと、コントラストの強い、色調のずれた、時には予想できないような画像になるからなんです。今若者の間でトイカメラが流行っていますが、時にトイカメラ風の画像になることもあります。

下の二枚の画像は、同じ時間に撮影しております。上はクロス現像をした画像で、下は通常のデジカメ(EOS40D)で撮影したものです。同じ被写体ながら、コントラスト、色調が全く違います。

      
(祝津展望台にて 日和山灯台と鰊御殿) 

次の二つの画像はいずれもクロス現像したものです。上は、今年の1月10日の北海道開拓の村でのモデル撮影会の一コマです。下は、小樽運河でガラス絵を描き販売している、K氏を撮ったものです。


(後ろの建物は、旧北海道開拓使庁舎 KodakEliteChrome200)


(中国語ぺらぺらの左利きの画家K氏 建設会社を定年後、独学で絵と中国語を学んだと言う)

次は、高島漁港の防波堤付近を撮ったものです。EOS40Dで撮影した画像と比較してみてください。普通に撮った画像は、極めておとなしい変化のない画像になりました。一方クロス現像の画像は、同じ状況で撮影したとは思えないほど変化しております。


(OLYMPUS 35RC ZUIKO42mmコンパクトカメラ F8 1/250)


(EOS40D F6.7 1/2000 ISO=400 変化に乏しい…)

なお、最近ではレタッチソフトでクロス現像と同じような効果が出せる機能が付いているのもあります。PhotoshopCSでは、イメージ→トーンカーブ→クロスプロセスを選べば、一発で出て来ます。私の持っていPaintShopProX2(7000円前後)でも機能があります。ツールバーから効果をクリックして、効果ブラウザー→フォト効果→タイムマシン→クロス処理を選ぶと、EOS40Dの画像が下のようになります。実際のクロス現像には及びませんが…

 
(少しクロス現像らしくなってきましたが…いまいち…)

さて最後に、クロス現像の機能を持たない場合でも、できることを示しておきます。大抵の画像処理ソフトには「トーンカーブ」があるはずです。このカーブを利用するものです。カーブをRGB(RED,GREEN,BLUE)毎に下の画像のように変化させる方法です。トライしてみてください。なお、2009年3月25日付ブログでも取り上げておりますので参照してみてくださ。


(出来ました?出来ない? 色々カーブをいじくってみてくださ)