紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

桜…総集編

2010-06-05 06:00:00 | 写真
例年であれば小樽は4月下旬のGW頃に桜が満開となります。今年は春先に寒い日が長く続き、GW開けの5月10日以降にずれ込みました。そして翌週には散ってしまいました。1-2週間の遅れで咲く八重桜についても同様に開花が遅れ、5月の22-23日ごろが満開となったようです。

開花が遅れたこともあって、なかなかピーク時に写真を撮りに行くのが大変で、結局今年はこれと言った成果を残せませんでした。とはいえ蝦夷山桜、八重桜をいくつか撮影しましたので、過去に撮影した写真とあわせ、紹介しておきます。最初は、小樽天狗山に咲く天狗桜です。ここはスキー場ですが、小樽市内が一望でき、天気の良い日には対岸の増毛連峰が望めます。


(標高532mの天狗山スキー場の桜は、市内で一番遅く咲く桜として有名 5月22日撮影)

次は、住吉神社の境内で撮影した、手水鉢に浮いた桜の花びらです。今季一番の出来だったと自負している作品です。バックの淡い色いは、境内に設置されている「九星運勢」の立て看板の色が水面に映りこんだものです。


(5月14日撮影 CANON EOS40D+TAMRON SP 90mmMacro)

今季最後の画像は、旧手宮線を散策しているときに撮影しました。旧手宮線沿いには何本かの八重桜が花を咲かせていました。折からの微風に花びらが絶え間なく降り注いでおりました。線路沿いの子供の遊び場で、遊ぶ子供を入れて、散る花びらを取り込んでみました。


(5月30日撮影 OLYMPUS PEN E-P1+ZUIKO17mm)

さて、今季撮影した画像は以上の3点ですが、過去に撮影した画像を数点挙げて起きます。次の二点はいずれも北海道庁で撮影したものです。上段の画像は、BIGLOBE会員情報誌サーイ・イサラ「桜を撮る」フォトコンテストで、優秀賞となり、6月号に掲載されました。


(H11.5.23撮影 KONICA BIG MINIZOOM NEO+FUJICROME SENSIAⅡ100)
☆先生のコメント
地面に落ちた花びらが印象的な写真です。雨に群れて黒くなった路面がピンクの花びらをより一層引き立てているのも素敵ですね。さらに、傘をさした女性を絶好にタイミングで画面に入れたことで、動きの感じられる見ごたえのある写真となりました。

道庁でのもう1点は次の画像です。池をバックに垂れ下がった枝に咲いた八重桜です。ここで見て頂きたいのは、桜よりも茶色の葉です。前回のブログでも触れましたが、本格的に光合成が行われ葉緑素が蓄積される前の、葉っぱ本来の茶色が出たものなのです。


(H21.5.15撮影 CANON EOS40D+TAMRON18-200mmXR 散る頃には緑色になっています)

次の二つの画像はいずれも小樽市内で撮影したもので、上段は小樽運河むかいの出抜き小路の3Fの火の見櫓から撮りました。下は手宮緑化公園で桜と出航するフェリーを絡めて撮影しました。


(H21.5.18撮影 CANON EOS40D F33 1/6 低速撮影で松と桜の枝が風に大きく揺れた) 


(H15.5.10撮影 CANON EOS7+KodakDynaE100VS 午前10時半舞鶴行きのフェリーが通る)

最後はかなり古い画像ですが、立川市の昭和記念公園で撮影したものです。かねてから疎水に流れる桜の花びらの流れを撮って見たいと思っておりました。運よく疎水を流れるところに出会い、フイルム一本をあっという間に撮り終えたのが、昨今のように思い出されます。
『散ってなお 流れとなって 花咲かす』


(H13.4.7撮影 CANON EOS55+Negacolor)
コメント (8)
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