紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

古平町恵比須神社秋の例大祭・火渡りを撮る

2010-09-18 06:00:00 | 祭り・イベント
7月の10-11日の土日に春の例大祭があり、火渡りを撮って来ましたが、その折に秋(9月)にも火渡りがあるという話をチラッと聞きました。そこでNETで調べてみたところ、9月11-12日の土日に例大祭があり、火渡りが実施されるとありました。

そこで写友を誘い、12日の日曜日に撮りに行ってきました。早めに小樽をたち、一つ向こうの隣町の美国で夕景を撮ろうと言うことになりました。火渡り開始は午後8時ですから十分時間はあります。古平川では、河口付近でシャケ釣りの人々が大勢いました。シャケの遡上を狙っているわけです。やはり秋なんですね。


(河口近くの民家にネコが…梯子を上っていた仔ネコが落ちた!イヤイヤ、途中から飛び降りたんです)

シャケ釣りは動きが少なく絵にならないので、美国の黄金岬に行くことにしました。海岸近くに着くと、写友の一人が「今日は干物を売っている例のオヤジがいる」「この前の宗八ガレイはめちゃ美味だった」「今日も買って行こう」ということで、オヤジさんと交渉。


(宗八は無いけれど、ホッケの開きが美味いよ いくら?高いな~、負けてよ、四人分買うからさ~)


(ホッケ一人四枚も買ったんだから、ほれそこの売れ残ったイカとするめおまけしてよ)

参ったな~赤字だよ、お客さん、もう来ないでケレや、と言いながらオヤジさんの顔が笑っている。最近は、観光バスが来て、お客さんが大量に買って行くと言う。

さて夕方が近くなって、腹もすいたということで、町内の「やまとみ」でラーメンを食べることにしました。この「やまとみ」は、グルメ番組で、地元の人(積丹町住民)が推薦する美味しい飲食店No.1となった店です。お勧めはミソラーメンです。店を出たときには辺りが薄暗くなっていました。慌てて黄金岬から赤く焼けた神威岬を撮りました。


(一番奥が神威岬 OLYMPUS PEN E-P1+ZUIKO14-42mm)

EOS40Dを持たずに夕景を撮ろうとしたのが失敗でした。暗くなるとE-P1のフォーカスがジーコ、ジーコといってピントが夕焼けに合わないのです。ピントをマニュアルに変えるべく裏面のボタンを…暗くてボタンが分からない!やっとマニュアルフォーカスに切り替えましたが、今度はピントの山が掴めない。ピントリングが360度回転するためです。そのうち夕焼けの帯が消えてしまった。

E-P1の弱点が分かっただけでも良しとするしかないか、と思いながら古平町に戻ります。火渡りはバッチリEOS40Dで撮影します。春の例大祭の時に比べて観客もやや少なめで、火渡りもやや控えめのような気がしました。


(先ずは天狗・猿田彦が先陣を切って…)


(祭り関係者が立ちはだかり…特にYシャツ姿の関係者がアチコチ走り回って…)


(関係者が邪魔で、位置を変えて撮りました 他の撮影者のストロボがいい具合に入りました)

撮影位置が悪かったのか、今回はこれぞと言うカットがありませんでした。最初の位置では祭りの関係者が火の周りに集まり、神輿だけをというカットは取れません。関係者も裃や、法被姿であればいいのですが、背広やYシャツ姿では絵になりません。

なお、春の例大祭時の火渡りは、ブログには掲載しておりません。その1週間前の美国の火渡りをアップしているからです。最後に春の例大祭(7月10日)に撮影した一枚をあげておきます。

「赤獅子炎上」(H22.7.10撮影)

獅子たちが渡っている最中に鉋屑が急に燃え広がり、赤獅子に降り注ぎました。まるで燃え上がっているようで、関係者も大慌てで消火に当たり事なきを得ました。