十勝・帯広からさらに東に進んで、今回は釧路・根室管内の写真を紹介いたします。実は、平成9年4月から12年3月までの3年間、某政府系金融機関の釧路支店に勤務しておりました。家族を小樽に残して二度目の単身赴任でしたので、土日祭日にはカメラ機材を車に積み込んで、管内(釧路支庁と根室支庁)を毎週のように写真を撮り歩いておりました。
もし、私の在任中に北方4島が日本に戻れば、当然釧路支店の管轄となるので、写真が撮れたかも知れないのに、と残念でなりません。一向に進まない領土交渉を後押しするかのように、根室市内から、納沙布岬に行く途中には、あちこちに「返せ北方領土」「北方4島は日本固有の領土」などと言う看板がいたるところに見られます。
(地元民をはじめ多くの方が、一刻も早く日本に戻ってくることを待ちわびております)
(水平線の左端3.7km先に、かすかに貝殻島の灯台が見える 旧日本軍が設置した灯台で、この中間が暫定国境)
(羅臼港の目と鼻の先に国後島がある)
目の前に北方領土があって、どうにも出来ないもどかしさを、地元民でなくても感じます。北方4島が一刻も早く日本に復帰することを願うばかりです。さて羅臼から根室方面に下ってくると、途中に砂洲でできた野付半島があります。所々に浜茄子が群生していたり、ならの枯れ木が群生している「ナラワラ」があります。
(この日は地表付近にモヤがかかっていた)
さらに野付の先端へと道道950号線を進むと、お土産品店と駐車場があります。ここに車を置くと、そこから先は1kmほどまで観光馬車で進みます。道道950号線の先は進入禁止の看板があって、その奥に建物が数件ありますが、話によれば自衛隊の航空監視塔だとか、真偽の程はわかりません。馬車の終点からさらに遊歩道を進むと、「トドワラ」が出現します。
(トドマツの残骸がアチコチに… 異様な雰囲気がします)
さて、ここで一旦野付半島の付け根近くの標津町に戻り、国道272号線を中標津町方面に戻ります。このあたり中標津・別海は酪農業が盛んで、人間の数よりも牛の数のほうが多いといわれています。そして道路わきには下のような標識が見られました。
(国道を走っていると、よくアイスクリームやさんを見かけます 濃くてとても美味しいですよ)
さらに進んで釧路市内に入ります。釧路と言えば、すぐに思い浮かぶのが霧と幣舞橋です。霧は海流の関係から、海側から内陸に押し寄せてきます。一旦霧が出ると真夏でも、寒くて半袖では外に出れません。6-8月に最も多く発生します。釧路では、真夏の7月の平均気温が6月よりも低いと言う、珍しい地域なんです。冷涼な気候のために、米をはじめ農作物が殆ど取れません。
(幣舞橋から撮影 7月は平均20日間霧がでる)
(久摺橋から観る幣舞橋沖に落ちる夕景は絶景)
(幣舞橋の夕景)
釧路で忘れてはならないのがもう一つ、湿原があります。釧路湿原についてはこのブログでも何度か取り上げておりますので、次の二つの画像を上げておきます。
(釧路市北斗にある湿原展望台付近から撮影)
(浜中町琵琶背展望台から見る琵琶瀬湿原=霧多布湿原)
なお、最初にお断りしたとおり、これらの画像はすべて、釧路支店在任中(H9.4~12.3)のものです。OLYMPUS OM-4+ズイコー35-70mm、KONICA Bigmini35-70 Pogi&Negaフィルムによる。
もし、私の在任中に北方4島が日本に戻れば、当然釧路支店の管轄となるので、写真が撮れたかも知れないのに、と残念でなりません。一向に進まない領土交渉を後押しするかのように、根室市内から、納沙布岬に行く途中には、あちこちに「返せ北方領土」「北方4島は日本固有の領土」などと言う看板がいたるところに見られます。
(地元民をはじめ多くの方が、一刻も早く日本に戻ってくることを待ちわびております)
(水平線の左端3.7km先に、かすかに貝殻島の灯台が見える 旧日本軍が設置した灯台で、この中間が暫定国境)
(羅臼港の目と鼻の先に国後島がある)
目の前に北方領土があって、どうにも出来ないもどかしさを、地元民でなくても感じます。北方4島が一刻も早く日本に復帰することを願うばかりです。さて羅臼から根室方面に下ってくると、途中に砂洲でできた野付半島があります。所々に浜茄子が群生していたり、ならの枯れ木が群生している「ナラワラ」があります。
(この日は地表付近にモヤがかかっていた)
さらに野付の先端へと道道950号線を進むと、お土産品店と駐車場があります。ここに車を置くと、そこから先は1kmほどまで観光馬車で進みます。道道950号線の先は進入禁止の看板があって、その奥に建物が数件ありますが、話によれば自衛隊の航空監視塔だとか、真偽の程はわかりません。馬車の終点からさらに遊歩道を進むと、「トドワラ」が出現します。
(トドマツの残骸がアチコチに… 異様な雰囲気がします)
さて、ここで一旦野付半島の付け根近くの標津町に戻り、国道272号線を中標津町方面に戻ります。このあたり中標津・別海は酪農業が盛んで、人間の数よりも牛の数のほうが多いといわれています。そして道路わきには下のような標識が見られました。
(国道を走っていると、よくアイスクリームやさんを見かけます 濃くてとても美味しいですよ)
さらに進んで釧路市内に入ります。釧路と言えば、すぐに思い浮かぶのが霧と幣舞橋です。霧は海流の関係から、海側から内陸に押し寄せてきます。一旦霧が出ると真夏でも、寒くて半袖では外に出れません。6-8月に最も多く発生します。釧路では、真夏の7月の平均気温が6月よりも低いと言う、珍しい地域なんです。冷涼な気候のために、米をはじめ農作物が殆ど取れません。
(幣舞橋から撮影 7月は平均20日間霧がでる)
(久摺橋から観る幣舞橋沖に落ちる夕景は絶景)
(幣舞橋の夕景)
釧路で忘れてはならないのがもう一つ、湿原があります。釧路湿原についてはこのブログでも何度か取り上げておりますので、次の二つの画像を上げておきます。
(釧路市北斗にある湿原展望台付近から撮影)
(浜中町琵琶背展望台から見る琵琶瀬湿原=霧多布湿原)
なお、最初にお断りしたとおり、これらの画像はすべて、釧路支店在任中(H9.4~12.3)のものです。OLYMPUS OM-4+ズイコー35-70mm、KONICA Bigmini35-70 Pogi&Negaフィルムによる。