紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

小樽奥沢の穴滝の撮影にチャレンジ

2011-05-24 06:00:00 | 日記
先週の17日(火曜)に、奥沢の穴滝に撮影に行ってきました。標題には、チャレンジと書きましたが、大げさなと思われるかもしれません。実は去年も写友6人で、穴滝の撮影に行ったのですが、残雪が多く、林道脇から滝までの約500mの沢が越えられず、撮影を断念したからです。

そのときのレポートは、別途ブログで詳しく述べておりますが、私が滝の直前(30mほど)で雪渓を滑落して、増水した流れに落ちたからなんです。

今回は再チャレンジです。事前の天気予報では、晴れ、雨、曇りがめまぐるしく変わり、天気が読めません。とにかく去年(今回と同じ5月17日)は大雪でしたが、今年は雪が少ないだろうと読んで、決行です。

朝5時にスタートしました。この時点では快晴です。途中奥沢の水源地で桜の撮影です。撮影の合間に、持参のおにぎりで朝食を済ませます。山を登るには少しでもザックを軽くする必要があるからです。


(水源地は、開放されていません 橋の手前までしかいけません)


(中央の緑の橋の部分は午前10時でないと開放されません)


(水道週間以外水源地は開放されませんので、どうしても撮影ポイントが固定されてしまいます)

朝食後、車で30分ほど林道を走ります。広場で下車します。ここから先はゲートがあって、営林署の車以外は進めません。標識に、この先穴滝まで3kmとあります。でも実際は4-5kmあるのではないかと思います。途中林道には雪が残っています。去年はなかったはずなのにと…思いつつ進みます。斜面にはエゾエンゴサクやカタクリ、二輪草などが咲き乱れています。


(今年は春先の天候不順で雪解けが遅れているのか…去年の水浴びを思い出してしまう)


(カタクリの群落 4月末に浦臼で十分撮影済みなので食指動かず)

4-5kmも歩くと林道脇に、「穴滝まで500m」の標識があります。かなり残雪です。去年の倍は残っていそうです。雪のないところも雪解け水で増水しています。ここで引き換えし、機会を改めるかどうか議論になりました。なんせ、老人が多く体力的に自信がないので。ともかく前に進むことにします。


(増水で、水芭蕉が水面下にある 波紋は小雨による)


(雪の割れ目には山アジサイの落葉や黄色い花が咲き乱れています)

増水した藪道や急斜面の雪渓を注意しながら進みますが、所々雪下の空洞に足を撮られ転倒することもありました。滝の手前30mほどが最大の難所です。幸い今年は雪解けが遅かったためか、分厚い雪が橋の代わりとなっていました。ゲートから穴滝まで、途中さつえいしながらとは言え、約2時間ほど要しました。


(穴の一番奥から前方を見ると…右が滝 中と外では露出差が大きいので、画像6枚によるHDR)


(穴の内部 かなり広い)


(滝の側面から 滝に架かる倒木が邪魔だが…)


(倒木に近づいて高速シャッターで流れを止めてみる 物凄い水量)


(滝の真後ろ)


(増水した水は轟音を発して流れていく)

なお、穴滝の撮影後は、朝里の魚止めの滝に行く予定でした。しかしゲートから滝までの予想以上の難コースに、写友全員お疲れ気味。誰も魚止めの滝に行こうとは言いません。
ということでこのあとは帰宅へ一直線。とにかく疲れた一日でした。
コメント (6)
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