紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

冬の情景~ニセコ・洋蹄山麓を駆け廻って

2013-01-08 06:00:00 | 旅行
皆様方には2013年年明けをいかがお過ごしだったでしょうか。松の内も終わりそろそろ正月気分も抜けたころでしょうか。
常日頃小生の拙いブログをご愛読いただき誠にありがとうございます。今年も皆様方に少しでも喜んでいただける写真をアップしていきたいと思っております。加えて、フォトコンテストにも引き続き挑戦し、Big Prizeを得たいと思っております。

正月にふさわしい写真をと思い、在庫品をかき回しましたが、一富士、二鷹は、すでに一昨年のブログにアップしているし……、そこで昨年12月下旬の晴れた日に洋蹄山麓を撮影して回りましたので、その中から数枚ご紹介いたします。



ニセコ東山付近のペンション等の多い地域で撮影。それまで羊蹄山山頂が雲に覆われていましたが、みるみる雲が取れ、写真に撮ってくれとばかりに筋雲になりました。道路わきから路肩に上がり、ドンガイの枯れ木をかき分けて、腰まで雪に深まり撮った一枚でした。
(注)ドンガイの葉:オオイタドリの葉のことで、ドンガイと呼ぶのは北海道、小樽の方言なのでしょうか?高さ3mにもなります。



上の画像の近くで妙な建物を見ました。木造二階建てで円形の建物です。飲食店のようでもありますが看板がありませんし、出入り口が一般の住宅のようでもあります。道路が除雪され、入り口わきに「ジョンバ」が立てかけられているところを見ると現に使われているようです。
(注)1ジョンバ:雪撥ね用スコップのことを言います。最近この言葉は使われなくなったかな?
(注)2この建物はかつて「ひこうせん」という喫茶店だった(現在営業していない)という事がわかりました。(コメント欄9番目参照)


ニセコから真狩に向かう途中にはサイロのある牧場が点在しています。牧場と羊蹄山が重なってしまいましたが、左右への移動が不可で…



ぐるりと羊蹄山麓を回ると、管内で最も寒い喜茂別町に出ます。地形の関係でしょうか、晩秋の頃には他町村に先駆けて氷点下を記録します。喜茂別川の向こうに見える羊蹄山は、ここが最も富士山に似た形になっています。


さて羊蹄山山麓を離れて、ニセコの奥、五色沼温泉、湯元温泉にまで足を延ばしてみましょう。冬景色が一段と美しい地域です。もちろん標高が高い分極寒の地でもあります。道道66号線を北上すると、湯元温泉(雪秩父温泉)の先で冬期間は交通止めとなります。交通止めの手前で右折して五色沼温泉で再度交通止めとなります。(下のMap参照)





五色沼温泉旅館の日帰り客用の出入り口付近。この日日の出近くの午前7時ころ、撮影しましたが、宿泊客の車両は真っ白、玄関には巨大なツララが、まるで人を寄せ付けないかのように立ちはだかっているように見えます。撮影日のこの日は暖気の予報でしたが…



湯元温泉の雪秩父温泉旅館の裏手には源泉(沼)があります。源泉から立ち込めた湯気が大気に冷やされて、ダイヤモンドダストのようにキラキラ輝いています。ダイヤモンドダストを写真に撮るのは難しいんです。



ピントを敢えてはずして撮ると…



雪面も雪の結晶の破片が輝いています。


洋蹄山麓からの帰り道、倶知安郊外の大和付近で最後の撮影です。秋口に撮影した沼は、すでに大雪に見舞われ、積雪が2-3mの高さにまでなっていてたどり着けませんでした。そこで最後の一枚。


すでにこの画像見た記憶のある方もおいでかもしれません。11月4日付の当ブログ「フォートピア第3回写真展のご案内」で展示した「秋の彩」の冬バージョンなんです。

コメント (10)
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