紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

ブルートレインを撮る

2013-07-15 06:00:00 | 写真
                         札幌駅3番ホームに接近するブルートレイン「北斗星」 先頭機関車は重連
   

1980年代に始まったブルートレインブームは、JRの合理化に伴う寝台特急の廃止が相次だこと、そして2009年の山陽本線・東海道本線を走る寝台特急「はやぶさ」の運行廃止以来、すっかり下火となってしまいました。現在ブルートレインは、「あけぼの」(上野~青森間)と「北斗星」(上野~札幌間)の二本のみとなってしまいました。2009年3月14日のダイヤ改正では、「はやぶさ」と「富士」が廃止されたことにより、東京駅発着の元祖「ブルートレイン」は全廃となり、東海道本線、山陽本線および九州島内からブルートレインが消滅してしまいました。このときの東京駅最後のブルートレイン撮影するファンが大勢東京駅ホームに押し寄せて来たことはまだ記憶に新しいところです。(下記画像)


(出所)WIKIPEDIAブルートレインの項目から

ブルートレインの厳密な定義はないと言われています。まずは車体が青であること、寝台特急の定期列車であることが条件で、車体が青でも札幌~青森間の寝台急行「ハマナス」はブルートレインとよんばないとか。またカシオペアのような臨時列車や、トワイライトエクスプレスなどもブルートレインとは呼んでいないようです。ともあれ、自称鉄ちゃんではない私には車体が青でも緑でも構わないのですが…、とにかく札幌に出た折に、北斗星とトワイライトエクスプレスを撮影しましたので紹介します。


<北斗星>
上野~札幌間を一日1往復しています。JR札幌駅には11時15分3番ホームに到着します。そして17時12分に上野に向けて札幌を出ます。


この日は3分ほど遅れて3番線に入ってきました。


ヘッドマークがはっきりとわかります。3-4番ホームの先端から撮影しています。撮り鉄は私一人でした。もっとも平日の午前ですから、当然かもしれません。先頭はDD51型ジーゼル機関車が二台、重連で牽引しています。


10両編成でしょうか、長い長い列車です。通常道内の列車は快速エアポートでさえ6両編成ですから。


やっと停車で、最後尾が見えました。車掌が指さし確認をしています。


北斗星を降りた乗客が、記念写真を撮っています。


北斗星のエンブレム。


先頭車両を撮るべくホームを歩いて向かう。ブルトレを撮影している人が何人かいました。


食堂車も半分かたずけられています。


先頭は、DD51というジーゼル機関車が二台で牽引しています。


ホームぎりぎりに停車しているので、ヘッドマークをコンデジで腕を伸ばしてやっと撮影。


ほどなくして北斗星はいったん手稲の機関区に回送されます。



9時52分、青い機関車DD51型二台でけん引されてトワイライトエクスプレスが、札幌駅3番ホームに近づいてきます。


車体はダークグリーンです。


後姿も北斗星とは違っています。


上品かつ立派なエンブレム。


先頭車両に向かう。


先頭はほーむぎりぎのところまで来ていて、機関車のヘッドマークを撮影しにくい。ホームの先端から手を伸ばしてコンデジでやっと撮影しました。


10分後列車はいったん手稲の機関区に回送されます。

トワイライトエクスプレスは、週4回運行されます。札幌駅発は、毎週火曜、木曜、土曜、日曜です。14時5分大阪に向けて発車します。


<その他の特急列車>
北斗星、トワイライトエクスプレスを撮影するべく、ホームに待機中に偶然見かけた特急たちです。まずは寝台特急「カシオペア」です。


9時52分着のトワイライトエクスプレスを撮ろうと3番ホームに駆け上がると、4番ホームにはカシオペアがいました。数枚あわてて撮影していると、回送列車として動き出してしまいました。


運転日は全くの不定期で、月に1~2回運行されています。出発と到着の時間は決まっているようです。


札幌釧路間を走る振り子特急「おおぞら」、丹頂鶴の図柄が用いられています。


札幌~室蘭間を走る特急「スズラン」です。


なお、寝台特急北斗星やトワイライトエクスブレスについては、このブログでも過去3回ほど取り上げておりますので参照してみてください。
カラー文字の部分をクリックすると、そのページに飛びます。

2009.12.6日付ブログ「JR駅及び駅前広場~札幌駅のケース
2010.1.19日付ブログ「ブルートレインを撮る~冬の北斗星
2010.5.20日付ブログ「札幌の街へ
コメント (2)
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