前々回のブログでも記しました通り、5月11日(日曜)の写団豊友会の撮影ツアーで別途報告するとしていた余市の「ニッカウヰスキー工場」について今回レポートします。今年9月から放映予定のNHK朝の連続小説(ドラマ)「マッサン」の舞台となることが決まり、ロケも一部進んでいるようです。日本人技術者・竹鶴政孝(マッサン)とスコットランド人妻・リタによるウイスキーづくりの奮闘記です。詳細については、リンクを参照してください。
この工場は国道5号線を小樽から車で30分ほどのところにあります。石造りの工場や古い木造邸宅は、2005年に、国の有形文化財として登録されました。従来から観光名所としてしても有名で、多くの観光客が夏冬問わず訪れます。また建物の雰囲気がとても良いので、しばしばモデル撮影会でも利用されます。そんな工場・邸宅の一部を紹介いたします。なお、駐車場が工場の最後尾にありますので、工場案内の順路(下記図参照)とは逆になります。
パンフレットから抜粋しました。パンフレット等には、「ニッカウヰスキー」と、イの文字が旧仮名文字がつかわれております。
その前に肝心の写団豊友会の桜ツアーの余市編から、2-3紹介しておきます。工場の後ろを余市川が流れていますが、この両岸の堰堤に桜が植えられていて、「余市川桜づつみ」と愛称されています。
桜づつみで昼食の弁当を食べる写友たち。右手はニッカウヰスキー工場の駐車場、売店・ノースランド、その奥の塔の建物が試飲会場・ニッカ会館。なお桜は、かなり葉桜状態でした。
川の反対側、中年のご婦人がサイクリングを楽しんでました。
子供も自転車を楽しんでいるようです。
さて駐車場に車を止めて、散策をします。本来試飲会場は見学コースの最後なのですが、今回中に入りませんでしたが、古い写真(H17年ころ)を1枚あげておきます。ここではガイドさんのウイスキーにまっつわる話を聞いた後、15分間に限って、試飲が自由です。もちろんお酒を飲めない方のために、果実のジュース類も豊富にそろえてあります。
内地から来られた元勤務先の同僚ご夫妻を案内したときのものです。
順路を逆にたどっていきます。1号貯蔵庫の隣の「原酒直売所」です。正面の写真が竹鶴政孝とリタ夫妻です。
直売所の向かいにあるのが「ウイスキー博物館」です。さらに奥に進むと…
有料試飲コーナーです。車で来ている我々は、つばを飲み込みながら先に進みます。
ニッカの歴史ビデオが放映されています。
ウイスキーの変遷が分かります。
壮観の一言。
旧竹鶴邸。政孝・リタ夫妻はここに住んでいました。
同じく竹鶴邸。グリーンで統一され、窓の多い洋風建物です。
全く異質な画像が…ですいません。この建物の中で行われたモデル撮影会の時のものです。(H19年9月頃)とても雰囲気の良い作りとなっていて、モデル撮影会にはもってこいです。
ウイスキー樽を前に記念撮影するグループ。
工場のガイドさんが観光客の案内をしていました。下の画像は平成11年のものでガイドさんの制服に注目です。
このころの制服は、女子高校生のような…
途中のカーブミラー、何のためのミラーなんでしょうか?ウイスキー運搬車のためのものでしょうか?
さらに進むと、キルン塔と呼ばれる倉庫が現れました。ピートを燃やした煙で、麦芽を乾燥させる倉庫です。奥正面が正門です。守衛が立っています。
一旦正門から外に出て、正門を見ると、
工場見学希望者受付窓口前で、列を作っていました。このアーチ形の門がまた絵になります。
冬バージョンです。(H22年2月撮影)
入り口の日陰を利用して、モデルをシルエットで…(H19年9月撮影・北海道写真協会小樽支部モデル撮影会)
見学者待合室前の、記念プレートの前に、モデルを立たせて…(同上)
豊友会撮影日、記念プレートの前にいた若者たちにお願いして、ジャンプしてもらいました。
正門入り口横の、見学者待合室ないです。このステンドグラスの絵は、かなり有名ですね。
最後は同じ敷地内にある、樽の倉庫でのワンカットです。
ちょっとエロチックに。H19年9月撮影(北海道写真協会小樽支部モデル撮影会)
なお、このブログの書き込み中の5月3日(火曜)に、北海道新聞の後志版及び社会面に、NHK連続テレビ小説「マッサン」が取り上げられました。主役の竹鶴政孝役の玉山鉄二さんと、妻リタ役のシャーロット・ケイト・フォックスさんが、余市ロケのためにニッカウヰスキー工場を訪れたというものです。その後数日間にわたり、余市町をはじめ道内数カ所でロケが行われるということです。