紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

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第24回YOSAKOIソーラン祭り~大賞に「平岸天神」

2015-06-19 06:00:00 | 祭り・イベント
                 <第24回YOSAKOIソーラン大賞に輝いた平岸天神チームの演舞 サッポロビール園会場>



札幌初夏の風物詩である「第24回YOSAKOIソーラン祭り」が6月10日(水曜)から14日(日曜)までの5日間行われました。国内外及び海外の270チーム、27千人の踊り子が、市内20の会場で熱い演舞を繰り広げました。観客動員数は約199万人(前年比+6%)と冬の祭典「さっぽろ雪まつり」(233万人)に次ぐ大イベントになりました。

最終日に行われたファイナル審査で、YOSAKOIソーラン大賞に輝いたのは札幌市の「平岸天神」でした。同チームの大賞受賞は、3年ぶりで、実に9度目です。なおファイナル審査の結果は以下の通りです。

<準大賞> REDA舞神楽(千葉県船橋市)  夢想漣えさし(宗谷管内枝幸町)
<優秀賞> 粋~IKI~北海学園大学  井原水産&北星学園  コカコーラ・札幌国際大学  テクス&祭人  藤・北大&ホンダカーズ  北海道大学・縁(以上は札幌市)  室蘭百花繚乱(室蘭市)  郷人(福島県下郷町)

YOSAKOIソーラン2015の公式HPに各会場ごとに演舞チーム名やおおよその演舞開始時間が載っています。13、14日の土日のいずれかに撮影に行く予定でしたが、13日(土曜)はあいにくの小雨模様、14日(日曜)に撮影に行くこととしました。過去入賞したことのある実力のあるチームを探してみると「サッポロガーデンパーク会場」が目につきました。ここはサッポロビール園内にあって、札幌駅前から札幌ファクトリー線循環バスが20分毎に出ていて、交通の便も大変良いところです。11時からの開演前に着くと、100ほどの椅子席はほぼ満席。何とか最前列を取ることが出来ました。


会場は、サッポロビール博物館の裏側で、大型スーパーario札幌の広場となっています。


「北鼓動なよろ」の動きの激しい演舞。スローシャッターで動感を出してみました。


白い布が流れる雲のようにも見える。


赤・白・黒の衣裳に描かれた巴のマークがとても印象的な「THE☆北海道医療大学」チーム。過去何度も優秀賞に輝いた実力のあるチームです。


赤い衣装は全員女子学生。


白い衣装は全員男子学生。黒い衣装は男女混合のようです。


演舞の最後は内側の衣装に、観客もびっくり、大拍手がわきました。


今回YOSAKOIソーラン大賞に輝いた「平岸天神」チーム。


波が押し寄せるような演舞は、残念ながら水平目線では、感じ取れません。スーパーario札幌の2Fから撮影したかったのですが、正面は二重三重の人垣で、割り込めませんでした。かろうじて後方の大画面でわかります。


演舞終了、観客から大拍手が沸き起こりました。さすが大賞常連人気チームです。


ん?外人でしょうか、平岸天神では初めて見かけました。


「AOMORI花嵐桜組」このチームも過去何度か優秀賞に輝いたチームです。1回の演舞中に4-5回の衣装替えがあって、次はどのような衣装が出てくるのか楽しみです。今年のテーマは、県内田舎館村で発見された縄文時代の「古代米」がテーマです。後方緑の踊り子が、俵を担いでいます。


古代米のパネルが出てきました。今流行の田んぼアートです。


4度目の衣装替えです。


ご存知赤ふん軍団の「北海道大学・縁」チームの登場です。早くも観客から大声援です。


サークルを作って、団長?が檄を飛ばします。


演舞後半、男子学生全員が赤ふん姿となります。観客席からも「ワオ~」と掛け声が飛び交います。


演武終了後のこの笑顔、満足感でいっぱいです。


最後に取り上げるのは、昨年のYOSAKOIソラン大賞、そして今年の準大賞に輝いた「夢想漣えさし」チームです。


法被の裾から若い女性の太ももちらりもこのチームならではのこと。


躍り終えた女性の顔がとても美しく見える瞬間です。


ここまでは、いわゆる実力派チームを取り上げてきましたが、このほかにもユニークな衣装やメイクを施し、観客を楽しませるチームがいくつもありました。次回は、上位入賞には至りませんでしたが、ユニークなチームの演舞を取り上げたいと思います。