紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

紅葉シーズン3~豊友会秋の撮影ツアー

2016-10-30 06:00:00 | 日記

                         <露出をオーバーにして、ファンタジックなモミジにしてみました>

 

10月23日(日曜)に、写団豊友会のメンバー7人で、秋の撮影ツアーに行ってきました。春の桜の時期と秋の紅葉の時期、年2回撮影会を実施しています。昨年の秋は、定山渓、支笏湖、苫小牧の北大演習林が撮影地でした。少し遠すぎたということもあって、今年は恵庭公園原始の森、エコリン村、恵庭渓谷の三つのダム、そして帰路に定山渓と言うルートに決まりました。朝7時30分にスタートし、高速道で恵庭に向かいます。曇り空ながら時折陽が射すという好条件でした。

恵庭公園の駐車場横のサッカーグランドでは中学校のサッカーの試合が行われていましたが、先ずは紅葉撮影のため、テニスコート場横の小道に入って行きます。すでにエゾ山桜の木は紅葉真っ最中。周囲の樹木も一面黄葉。

 


広場は落ち葉でびっしり。エゾ山桜の葉もオレンジから真紅になりつつあります。

 


小道の周囲の木には絡まった葉(樹木名不詳)が黄葉しています。

 


さらに奥に進むとメガネ橋の下を流れる幅2mほどの小川に出会います。この小川がユカンボシ川の源流です。この付近には1200年前の住居跡が見つかり、原始の森が手つかずで残っています。

 


小川に沿って湿地帯を下流に進むと、まるで異次元の世界に迷い込んだような錯覚に陥ります。

 


地中から水がわき出ているのかな?

 


ふと、上を見ると、黄色い葉がリズムを刻んでいます。モノクロで切り取ってみました。

 


周囲の木々は紅葉真っ盛り。それが水たまりと言うか水面に映り込んで…

 


紅葉の映り込んだ水面を見つめていると、美しい模様に見えてきました。

 


おや、水紋が…と思っていると、アキアカネが産卵中だったのか、誤って水に落っこちて、もがいていた。樹の棒で救い上げ、側の木に置くと、一息ついて再び飛んで行った。

 


手つかずの森のため、あちこちに倒木があり苔むしていたり、キノコが生えていたり…

 


これは苔?それともキノコの一種?よくわかりませんが、倒木から目が出ていました。

 


おや、笹の葉に面白い模様が描かれている。理由はわかりませんが、自然はアートであることを実感しました。

 


川沿いの湿地を出て公園内の小道に戻ります。時折モミジ類が樹木の間に赤い葉をちらつかせています。

 

もっとこの森の中を歩き回りたいのですが…下流500mほど先には「ユカンボシ河畔彫刻広場」があって、アート作品が設置されています。また上流には源流となる水の吹き出しがあります。ただ一か所で長時間費やすわけにいきません。次の目的地である、エコリン村に向かいます。エコリン村は、農業と環境のテーマパークです。水耕栽培のトマトがあって、一本の苗から数千個のトマトが鈴なりになって…
<エコリン村について>当ブログ2011.8.26付「樽前ガローとエコリン村撮影ツアー」(その2) 参照してください。

 

残念ながら、オフシーズンが近いためか、果樹、野菜等の畑や栽培はほとんど終わっていました。水耕栽培のトマトも園内がクローズドされていました。見学客もすなく、外気温が低いためか殆どの客は室内で見学&購入していました。

 


過去何度か取り揚げたオブジェ。有名作家の手になるオブジェとか。

 


庭石として製作された石像があちこちに置かれていました。この石像も2年ほど前に見かけましたが…売れなかったのんですね。2年前に比べかなり痛みや黒ずみが目立ちました。せっかくアップするならお化粧直しを…PCソフトでおめかししました。うん、綺麗になった!

 

早々にエコリン村を後にして、恵庭渓谷に向かうことにします。漁り川(イサリガワ)に沿って、道道恵庭岳公園線(117号線)を進み、えにわ湖(漁り川ダム)の堰堤下にある桜公園に立ち寄ります。春先は桜が有名ですが、今の時期紅葉が見ごろです。

 


途中の漁り川沿いの紅葉。

 


公園内は紅葉真っ盛り。でも寒い。天気予報ではここ数日最低気温が4-5度前後の日が続いています。

 


カエデはオレンジ色に染まっている。

 


エゾ山桜の赤い落ち葉がびっしり。

 


バイクツアーの若者たちが数人、日向ぼっこをしていましたが、こう寒くては…温まらないのでは。

 


漁り川の支流に架かる大きな橋から、えにわ湖(黒くつぶれている)と橋の影を入れて撮影。OLYMPUS魚眼キャップレンズ使用。

 


上の画像の反対側。渓谷の樹木が色とりどり。暫し声が出ないほどの美しさ。

 

先に進むと、ラルマナイ川に三つの滝があります。最初が「三段の滝」次が「ラルマナイの滝」、最後が「白扇の滝」です。

 


ラルマナイの滝付近。午後2時過ぎですが渓谷の両側は陽が届かないので一層寒い。

 


ラルマナイの滝を含め3か所立ち寄りましたが、私自身は滝はこのラルマナイの滝、カット1枚のみ。空腹と寒さで、白扇の滝の売店で弁当を食べていて滝はほとんど撮影せずじまい。

 

その後札幌市内に入って簾舞から定山渓を通って帰路につきました。途中数か所立ち寄ったものの、防寒対策はしてきたものの、とにかく寒くて車から降りる気がしませんでした。ということで定山渓の雪(残雪)&紅葉のカットはありません。
なお、次回は、小樽市内の紅葉あれこれを取り上げる予定です。朝里川温泉の宏楽園の紅葉がとても綺麗でした。