紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

トイデジHolgaで遊ぶ

2016-12-23 06:00:00 | カメラ

                         <ボディは、発売当初黒一色でしたが、現在はカラフルなデザインになっている>

 

前回のブログで、「顔フォトコンテスト」に入賞(2位・銀賞)し、その賞品として、トイデジタルカメラの「Holga」がもらえるという話をしました。入賞通知には景品送付まで時間がかかりますとのことで、配達されるのは年明けだと思っておりました。ところが、12月20日に宅急便でHolgaが届きました。

<Holgaとは>
もともと香港で生産された安価なトイカメラです。低品質の材料と単純な凹凸レンズの組み合わされたホルガはロシア製の「ロモ」よりも安く販売されました。その安価な造りはケラレ、ぼけ、光漏れあるいはゆがみを生み、これらの効果により一風変わった写真になります。かえってそれが人気を高め、愛好者やアーティストなどに強く支持されていいます。当初はブロニー版の120フィルムを使用したフィルムカメラでしたが、現在はデジタルカメラに変わりました。その分小型軽量になってます。

早速午前中イヌの散歩時に、コートのポケットに忍ばせ撮ることにしました。いつもの散歩コースはメルヘン広場から入船本通りをJR函館本線のガードまで上がるんですが、今日は、反対側の方向へ、メルヘン広場→臨港線を横断→小樽港縦貫道(雪捨て場)→勝納大橋→勝納臨海公園に行ってみました。帰ってきて、メディアをPCに取り込んでびっくり!



マイピクチャーに取り込んだファイルには、なんと『2048年8月12日』の日付が…30数年後の日付が…正しくは「2016_12_20」のはずなんですが…、でもトイカメラには撮影日が、出鱈目・めちゃくちゃと言うのはよくあることです。



取り込んだ画像の一覧を見て(下段に並んだ画像)これまたびっくり!白い空白欄があちこちにある。53カット撮影して(実際はもっと少ないはずだが…)うち23カットが真っ白。う~んこれは一体どうしたことか。

空白のカットの撮影情報を見ると、きちんと情報が載っている。一例を見ると、
ファイル名:SUNP0033(数字は変動、ファイルNo.は正常作動)
カメラ機種名:Spca1626(固定)
日付:2048/08/12(固定)
時間:14:49:37 (固定)
TV(S速度):変動 白いカットで1/1061~1825、なかには1/2005という高速
AV(絞り):8.0
ISO:100(固定)
なお、モニター画面がありませんので、 画像はPC に取り込むまで確認できません。

どうも、日付と時間は明らかにミス、シャッター速度も当てにならない。なぜなら2000分の1の高速シャッター切りながらブレブレの画像が多発。そこで同封の手引き(3cm×5cm、文字も小さい)を見ると「長時間露光」の欄に…こんな記述がある。

「カメラを三脚に据えて、シャッターを押し続けてください云々」
シャッターレバーがあるが、かちゃんという音がしないので、シャッターが切れたかどうかわからない。切った瞬間にファインダ窓の下部に赤のLEDが一瞬点灯するだけ。不用意に長押しすると、露出オーバーで画面が真っ白になると言う訳なのだ。なのでブレブレ多発は、シャッターの押し方がまずかったと言う訳だ。

 


画面サイズ4/3(表示は「135」)にすると、四隅がケラれてしまう。ケラレ方が汚い。トイカメラらしく、露光不足の感じが欲しいところ。
加えてカラーで撮ったが、曇天とはいえ、画面が汚く見える。 

 


一層のことモノクロで撮ってみた。この方が感じがいい。勝納川河口の雪捨て場です。スクェアーサイズにすると、上部が間延びした感じになってしまった。

 


小樽~舞鶴・新潟港へのフェリーターミナルです。午前10:30発の新潟行きフェリーは出港したばかり。

 


イヌは誰もいない広場で、勝手に遊んでいます。

 


午後再度撮影にチャレンジ、シャッターレバーに細心の注意を払いながら撮影。午前中の臨海公園での撮影は片手でイヌのリード線を持ち、片手でシャッターを切ったために、白飛びカットが多発。なので今回は両手で構えて撮影。

 


南小樽駅付近の踏切(曙町通り)を渡る際に、左の画像(小樽方向)を撮影、次いで南小樽駅方向を撮影したものです。PCに取り込んでみると、真ん中にぶれた線路のカットが挟まっている。全く記憶にないカットにびっくり!一枚目を写し終えた後何かの拍子に撮れたみたいです。実はこのカメラは、意識しないうちにこのような意図せざるカットがあちこちに紛れ込んでいる。

 


曙町通りの踏切。小樽方面に向かう電車です。

 

撮影後の感想としては、一言でいえばコストパフォーマンスのひき合わないカメラだということでしょうか。このHolgaはアマゾンの広告では販売価格が8440円となっています。おもちゃにしては、決して安くはないカメラです。

本来トイデジはカメラの知識や技術がなくても、楽しく扱えるカメラですが、この機種に限っては、シャッターの切り方しだいで真っ白なカットが多発したり、あるいはブレブレのカットが多発する可能性が非常に大です。

以前ブログでも紹介しましたが、同じようにフォトコンテストでGETしたトイデジで「メガネカメラ」や「ナノブロックカメラ」の方がシャッターの切り具合に問題はありませんでした。

<参考>色文字部分をクリックすると、以前の関連ブログにジャンプします。

「メガネカメラ」


なお、この画像はその後のトイカメラフォトコンテストで上位入選し、トイカメラを貰った記憶があります。

ナノブロックカメラ

JR小樽築港駅で、小樽行き電車が入選するところ。画像中心部で、赤色が色ずれ起こしている。 

 

☆最後にお断りしておきます。ブログ中の感想は私の個人的なもので、使う方によっては全く別の評価がされるかもしれません。

 

 

 

 



 

 

 

 

 




コメント (4)
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