<10丁目 UHBファミリーランド会場の大雪像「白いスターウォーズ」>
2月6日から12日まで開催された第68回さっぽろ雪まつりは、大通会場・つどーむ会場・すすきの会場の合計来場者数が264.3万人(前年比3.4万人増)と、過去最多ととなりました。なお、つどーむ会場は会期が、2月1~12日まで。昨年のように雪害による交通障害がなく、会期期間中割と温暖な日が続いたのが、出足好調の要因のようです。
会期末に近い11日(土曜・祝)に、すすきの会場(アイスワールド2017)と大通会場の撮影に行ってきました。まずはすすきの会場を訪れましたが、大小60基の氷像が立ち並んでいるはずが…いかんせん氷の彫刻暖気に弱いのが残念。かなりの氷像が倒壊していました。本来であれば会場入り口にあったはずの、魚介類のオブジェがない。暖気でやせ細り、倒壊の危険があるため、数日前に取り壊したとのこと。
☆すすきの会場 アイスワールド2017の名物が…
ススキの交差点(市電すすきの)南側から6ブロックにわたり氷像が立ち並ぶ。
この画像は昨年のものです。アイスワールドの代表的作品なので今年も見たかったのですが…残念。
無残にも倒壊・撤去され、台座だけが残る。
見事な彫刻、魚が跳ねあがってバシャンと波しぶきが飛んだ瞬間。
美人モデル(ローラ)がいると目を惹きます。
☆大通会場は、プロジェクションマッピングが目を惹く…
大通会場は西1丁目から12丁目まで大小さまざまな氷雪像があります。すべて見て回ると相当な時間がかかりますので、主なところだけを回りました。画像の掲載は丁目順にしました。
<会場案内図:公式ガイドブックから転載>
<4丁目 STV広場> 大雪像『決戦!雪のファイナルファンタジー』
ファイナルファンタジーは、以前プレイステーションで遊んだことがありますが、ストーリーがよくわからず、途中で放棄してしまいました。
プロジェクションマッピングで色が着くと迫力があります。
<5丁目 毎日新聞氷の広場と環境広場・トット商店街>
大氷像・台湾台北賓館の前でバンド演奏中でした。
同じ5丁目広場では「トット商店街」と題して、黒柳徹子さん扮する天女が、テレビの歴史を披露しています。巨大な街頭テレビを据えて、昔懐かしい映像や日本の四季折々の映像をプロジェクションマッピングで紹介しています。もちろん黒柳徹子さん本人のナレーション付きです。
子供向けの、懐かしい映像が次々と流れてきます。
<7丁目 HBCフランス広場>
大雪像『凱旋門』のステージでは純和風の舞踊が披露されていました。
<8丁目 雪のHTB広場>
奈良興福寺中金堂の大雪像があって、この雪像をバックにプロジェクションマッピングが放映されていました。画像も和風が中心。
みているだけで楽しくなります。
阿修羅像でしょうか…
<9丁目 市民の広場・市民雪像>
昨年最もヒットしたピコ太郎の「This is a pen…」
<11丁目 国際広場&雪ミク>
世界各地の国と地域から11チームが参加して、作り上げた国際雪像コンクール。見事優勝に輝いたのは次の作品でした。
雪のない地域「マカオ」から参加したチームでした。題名「春 鶴の舞」
準優勝は「ラトビア」チームの「木の夢」でした。
雪ミクの雪像のあるキャラクター販売テントでは、殆どのグッズが完売しておりました。それでも残りのグッズを買い求めるファンが長い列をなしていました。
雪ミクは初音ミクの冬バージョンで、北海道応援キャラクターです。
<初音ミクとは?>
クリプトン・フューチャー・メディア株式会社が開発したバーチャルアイドルです。歌詞とメロディーで入力されたソフトによってスクリーン上に映し出されたキャラクターで、現在では国内のみならず、東南アジアでも大人気。ライブも満席状態、チケットの入手が困難と言われています。
カメラ、スマホを持った若者もおじさんも押すな、押すなの大人気。なかなか前で写真が撮れない。
少し引いくと、やっと撮れた。これだけの雪像なのに、なんでこうも集まるのか不思議と言えば不思議。
<会場スナップ>
飲食ブースはどこも満員御礼状態。6-7割の方の話し言葉は、日本語ではない。
たこ焼き美人、お客の対応と正面の氷雪像でのライブを見つめるのとで、大忙し。