紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

小樽雪あかりの路…余話

2017-03-01 06:00:00 | 祭り・イベント

 

2月3~12日まで10日間に及んだ「第19回小樽雪あかりの路」は、来場者数が51.8万人と前年比微減(2.6万人減)となったものの、まずまずの盛況裡に終わった。会場内での画像はすでに、2月11日付ブログ(第19回小樽雪あかりの路)で紹介しております。今回は、雪あかりの路に関連したイベントをいくつか紹介いたします。

メイン会場の一つである「旧手宮線会場」の横に、主催関連団体でもある「小樽美術館・小樽文学館」があります。期間中、様々なイベントが、ここ美術館・文学館でも行われました。

 

☆小樽雪あかりの路「愛のフォトコンテスト」入選作品展…(小樽美術館)
2014~2016年の3年間のコンテストの入選作品が展示されました。全入選作品を取り上げるわけにはいきませんので、3年間のグランプリと準グランプリ作品のみ掲載します。ただ何年(第何回目)の作品なのか、各作品に明示されていないのでわかりません。


会場に入ると左側の展示スペースに、ポスターと雪像製作協力者(主に日本と韓国のボランティアたち=OKOVO)のスナップ写真が張られています。

 


何年の開催分なのか…ちょっと明示してくれればいいのに。

 


右がグランプリ、左が準グランプリ作品。

 


上と同じ

 


上と同じ

 

今回第19回目の雪あかりの路「愛のフォトコンテスト」は3月3日締切りです。まだ間に合うかも…以前はこのフォトコンに結構応募していたのですが、デジタル全盛の時代、ネット応募が普通になってからは、このコンテストには全く応募しておりません。なんせ「インクジェットプリント不可、銀塩プリントに限る」というルールがあるので…

 

☆A Crystal Night in Art Museum (ともしびのむこうに)…
小樽市文化団体協議会 (分団協)が主催し、夜の美術館と言う特別な空間で、アーティストたちがジャンルを超えてコラボレーション(展示やパフォーマンスなど)を行うことで、多くの市民や観光客に、新しい文化・芸術に触れる機会を提供するものです(チラシから抜粋)。

その1EXHIBITION ART…5名の作家による作品展示


う~ん、どくろが何を意味するのか凡人にはよくわかりません。

 


絵のような、切り絵のような…このような作品が4面に飾られています。

 

その2PERFORMANCE ART 直江弘子創作バレエ研究所「わたしって何?ともしびに向かって」


20分間の演舞が始まります。

 


う~ん、

 


躍動感だけは印象にのおりましたが…

 

☆伊藤整詩集「雪明かりの路」ミニ展示会(小樽文学館)
小樽美術館と同一の建物の2Fにある文学館展示室で、伊藤整とこのイベントの由来(2月11日付ブログ)となった詩集「雪明りの路」について資料を基に紹介されています。


どちらも塩谷の自宅前で撮られたものですが、左は小樽高等商業学校(現小樽商科大学)の学生のころ。なおこの時塩谷から小樽まで汽車通学をしており、そこで遭遇した女学生との恋物語をつづったのが「若い詩人の肖像」として出版されている。なお、1年先輩に小林多喜二がおり、すでにそのころから多喜二は文学人として有名人であったという。
右の写真は、卒業後小樽市の中学校教員時代で、「雪明りの路」を刊行したころのもの。

 


左:グリーンが特徴の小樽商科大学の前での撮影。右:東京工業大学にて撮影。

 


現在の雪あかりの路の元となった「雪夜」の原稿。現在の400字詰め原稿用紙の半分ほどの大きさ。

 


展示パネルから一部を加工。なお末尾の「次のような詩」については掲載略。

 

☆そのほかのイベント
公式ガイドブックや新聞紙上にも取り上げられていたイベント「小樽アニメパーティ スピンオフイベント」についても当初期待していたのですが…事前の案内には次のよう書かれていました。
「北海道初上陸世界的コスプレイヤー、コノミアキラ率いるコスプレパフォーマンス。道内外のシンガーによる、サブカルソングライブ。有名コスプレイヤーチームと回るイベント会場での撮影ツアー等」(公式ガイドブックから)


手宮線会場日銀通り(浅草橋通り)で出会ったコスプレイヤー。寒いのにお疲れ様でした。

 

会場外で見かけた唯一のコスプレイヤー、イベントの開催された2月12日(イベント最終日)に運河プラザ3番庫に行ってみましたが、残念ながら3番庫の扉は閉ざされたまま。扉には入場料が必要ですとのビラが貼られていました。ガイドブックには入場料の件は書かれていなかったが… 要は見たければ(撮りたければ)金を払えということか!そもそもアニメパーティは街おこしの一環として、当初はオープンな形で開催されましたが、去年からは会場を限定、入場料を払わない客には見せないという方針に変わったようです。なんとなくすっきりしない気持ちで運河プラザをあとにしました。 

 

以下会場付近のスナップを数枚あげておきます。


堺町通り会場、作品がまとまって設置されておらず、各店舗にまかされているようで、ポツンポツンとあるだけでした。以前はメルヘン広場に集中していましたが…

 


旧手宮線踏切付近で見かけた作品。薄暮のころが最も美しい色調になるようです。

 


ほのかな温かみを感じます。

 

さて、次回は…倶知安町を流れる尻別川付近の「樹氷」について取り上げる予定です。 

 

 

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