<書道パフォーマンスで書き上げた作品は、表装して作品として残したい出来映え…>
6月1日(金)~3日(日)に行われた北大祭を見てきました。前年に続き、二度目の見学ですが、やはり総合大学の学園祭、桁外れの規模に、ただただ驚くばかりでした。構内を南北に貫くメインストリートの両側を中心に、200を超える模擬店が出店し、さらに各学部棟内にも出店があり、その総数は…わかりません。また各学部・学科ごとに、それぞれテーマーを持って開催されているのも、総合大学ならではの特徴かもしれません。なにぶん、わたしが卒業した小樽商大(S41年卒)は、商学部だけの単科大学で、学生数が800人弱(うち女子学生は僅か2名)でしたから…現在は、2000人強で、女子学生が約4割を占めるとか。
さて、北大祭のテーマーは「還暦云々」とあり、新たな一歩と記されていますが、以前のことを知らない私には、何処に新たな一歩があるのか最後まで不明でした。それはさておき、とにかく一日で見きれるものではありませんでした。興味ある部分に限ってご紹介いたします。
☆JR札幌駅寄りの正門を潜ると、もはや長い列が…
正門から50mも進むとインフォメーションテントがあり、そこで「北大祭」「模擬店まっぷ」「北大祭リーフレット」を受け取ります。 90ページを超える冊子「北大祭」には、過去の歴史、Q&A、北大総長等の挨拶、そして初めての方向けにいくつかのモデルコースが載っています。さらにエリアごと、学部祭、学科さいが詳細に紹介されています。いずれにしても、メインストリートに沿って南から北に進みます。
農学部のテントにはヒグマと鹿の絵が…鹿肉の串焼きテントでした。
隣のテントにはヒグマの敷物が置かれ、親子がおそるおそる触っていました。
農学部の可愛いお姉ちゃんについつい、手作り餃子買ってしまった。うん、これは美味い。多少焦げが多いのは、かえって素人の仕事らしくて、良いかも(何でも良い方に解釈)。
昼近くになって、おなかがグ~、バングラデシュ美人にカメラを向けたら、カレー味のパエリア?を買わされた。美味しいよ、と宣伝された割りには、う~ん、味が合わない。
豚汁美人に勧められるも、腹がきつい。
おお、アオザイをまとった、ベトナム美人。近寄ったらテントの奥に行ってしまった。別にわたしを見て逃げたわけではありません。
去年のブログでも紹介した「トルコののび~るアイス」を食べてる女子学生発見。あれ、あなたたち、自分ののテントのプラカードほうりだして…油売ってていいの?
☆工学部前の広場では、恒例の「北大ダンパ in 工学祭」が行われますが、会場は準備中でした。
午後3時からダンパが始まるとのことで、学部棟内や周辺を散策してきました。冊子に寄れば、ダンパは北大を代表するサブカルチャーで、みんなで踊って、歌って、〇〇して、今回は特別ゲストとして、電子の歌姫が登場!?ニコニコ好き、ボカロ好き、アニメ好き…等同士は全員集合!(原文のママ)。う~ん、私にはよく意味が飲み込めない。
工学部入り口にはちびっ子広場があって…若葉がとてつもなき綺麗だ。
赤いツツジとよくマッチする。
学部の棟内に入ると、色んな展示物やイベントが行われている。このロボット、動くのかな?
ロボットがコースを走るプログラミングの実習中でした。
3時までは時間があるので、再びメインストリートに戻ると、和服の女子学生とばったり。民謡研究会のサークルらしい。
ええ!?カルタクラブなんてあるの?詳しく聞くと、そばを買わされそうなので、写真だけパチリ。はて気になるね。北海道特有の、下の句を詠んで、下の句木札をとるカルタだろうか?
あれれ、これはちょい可哀想だよ。フランクフルトのかぶり物を若い娘に…
一瞬目が飛び出しそうになった!この絵を見て…
☆北大写真部楡陵祭展は、北部エリアの高等教育推進機構と言う建物の中で行われているようです。高等教育推進機構なる言葉もよく知りませんが…、楡陵と言う言葉もよく出てきますが、読み方すら分かりません。そんな話しはさておいて…
(注)H30.6.13当ブログの通りすがりの方からご注意をいただきました。ここで取り上げた写真展は、北大写真部ではなく「北大系写真旅行サークル」の写真展だそうです。なのでここに訂正して関係者にお詫び申しあげます。
北大祭の冊子を元に訪ねてみると…
中央のモノクロ写真は、中国の桂林で撮影したようで、右側の写真に目が惹かれました。ほぼ垂直に切り立った崖の山頂に数本の木があって、とても目を惹きました。
東欧を旅行した祭の写真ですが、左の写真が目を惹きます。
窓硝子に貼り付けられた写真、右上の写真の山頂に二人ほどの人物がいるのですが、雲の形と共に、人物も目を惹きました。
☆高等教育推進機構前の特設ステージでは、書道部員による史上初となる書道パフォーマンスが始まるところです。
2m四方の紙を3枚つなぎ合わせ、そこにポップな音楽に合わせ、数人の部員が、文字を書き込んでいきます。黒紙に筆2本をはさんで書いているのは書道部の会長のようです。
やや、事らの女子部員は、左利きなのでしょうか、筆を左手で操り、文字を書き込んでいます。袴は墨や白いペイントが跳ね返り、洗ってもとれないのではないかと、要らぬ心配をしてしまいました。
最後に、特大の落款印を押して出来上がり。
凄い出来映えに、一瞬「ワオ~」と唸ってしまった。表装すれば立派な展示物として利用できそう。
2点の創作品を前に、部員並んで、記念写真。