紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

桜が満開に…

2022-04-28 14:17:18 | 

 

4月中下旬にかけて暖かい日が続き、桜の開花が急スピードで進みました。例年小樽で最も早いといわれるメルヘン広場では、20日過ぎにはツボミが弾け出し、ピンクの花が開き始めました。ただ天候は極めて不安定で、日中20℃を超えたと思うと、夜間は強風や雨が吹き荒れたり…

そんななかでも、桜の開花は着実に進み、例年だとGW後半に始まるのが、今年はGW後半には散ってしまうのでないかとも言われている。今回は、メルヘン広場(4月22~25日)、二段公園(4月25日)、水天宮(4月26日)、JR南小樽駅(4月27日)のサクラを紹介する。

 

☆メルヘン広場のサクラ 周辺には6‐7本のエゾヤマザクラ、3本のシラカバが植えられている、日当たりが良いせいか、小樽市内でも桜の開花は早い方だ。

 


4月22日撮影 コロナ禍で1年ほど休業していた銀の鐘1号館(喫茶、お土産品、ソフトクリーム店)の店員に聞いたところ、21日に咲き始めたが当日夜の猛烈な風雨で枝がかなり折れてしまったとのこと。当日夜は風雨雷注意報が出ていた。
枝を拾いコップに飾ったものと。

 


4月25日撮影 偶然ピンクの服を着た女性がいた。

 


4月25日撮影 緑っぽい葉は、シラカバの新芽だ。画像上部に、ちょこっと黒い物が見えるが、最近建てられて拡声器のものだ。なんでこんな無粋なものをメルヘン広場の真ん中に建てたんだ?

 


4月25日撮影 ルタヲの塔の展望台から
なお、下の画像の撮影場所が、この画面右上の桜のところから撮っているが、広場の中では最初に日陰になるようだ。

 


4月22日撮影            4月25日撮影

 

☆二段公園とレストラン「マンジャーレ」のサクラ(4月25日撮影)
二段公園は「良い子の広場」と言われ子供の遊び場だ。マンジャーレは店舗の前に桜の大木があって、黄色い壁に桜の影が写り込む。

 


二段公園そばの旧手宮線沿いに、桜が植えられているが、1~2分咲きであろうか?

 


遊具のそばのサクラは、ほぼ満開。

 


親子連れが遊んでいた。この公園は段差があるので、二段公園と呼ばれている(通称)。正式には、良い子の遊び場というらしい。

 


このレストランは、黄色い壁、赤いドア、とにかく目立つ。桜は1~2分咲だが、影が面白い。

 

☆水天宮とその周辺のサクラ
水天宮は標高53mあるので開花は遅いとみていたが、25日に訪れてみると一部は満開に近い状態だった。

 


境内の入り口近くはまだツボミで、せいぜい1分咲き。

 


ところが裏に回ると、3分咲きの個所もある。石柵に囲まれた老木は、数輪咲いているだけ。奥のサクラは5分咲きか。
なお青い表示板が気になるが、日露戦争後の樺太割譲に関する碑文だ。この国際会議は、運河公園向かいの旧日本郵船小樽支店で行われた。

 


水天宮神社の真後ろに当たる、ここのサクラは5分咲きかな?

 


神社の横海側にある小樽市指定の眺望地点近くに立つ夫婦。

 


境内から外人坂を見る。123段の急な階段を下りたさらにその先に、大正12年~昭和25年までドイツ人貿易商が住んでいたことから「外人坂」の名がついたという。
なおこの急な階段は歩幅が狭く、手すりがないため、降りるのは大変危険。冬期間は上り下りする人は、まずいない。

 


境内、入り口にある啄木の歌碑 文面通り読むとマイナスイメージに取られるが、実は、短歌を作るような細かい事より、荒ら荒しい声で仕事に精を出している、という意味のようだ。詳しくは、石川啄木・小樽で、検索してください。

 

☆JR南小樽駅のサクラ(この日、強風警報が出ていた)
通称南樽桜と呼ばれ、市民に親しまれている。数年前からエレベーターの取り付け工事が始まり、一時伐採の危惧もあったが、伐採されずに済んだ。何分駅舎創設時からあるので、樹齢はゆうに140年を超えていると思われる。根元で株別れしている桜もあり、本数は5-6本であろうか?

 


3分咲きであろうか?

 


この日強風が一日中吹き荒れたが、幸い散ってはいなかった。

 


歩道橋の金網から撮影したが、あえて8分の1秒のスローシャッター(+ND400フィルター)で撮影した。桜のダンスだ。

 


駅舎の駐車場とは反対側の陸橋の袂から撮影。従前であれば、ホームに入る列車や乗客もとり込めたのだが、改築でホームが数十m札幌寄りにずれて取り込めなくなった。


参考画像 R01年5月3日撮影 改築前の旧駅舎とホーム シャッター速度1秒で撮ると、桜が踊っているように見える。