<紅葉に染まるメルヘン広場>
昨年春以来続いていた腰痛が、このところ安定した低い気温が続いているせいか、多少楽になってきました。それまでは、日課であった犬の散歩も5分で切り上げ、茶の間で暫しゴロンでしたが、試しにメルヘン交差点、中央バスの運河ターミナル、まで足を延ばしました。これならばと、さらに日銀前、小樽文学館に立ち寄り、花園町商店街を散策。山田町から再度メルヘン交差点に立ち寄り、自宅に戻りました(10月25日)。
途中花園交差点付近のラーメン店「西や」で昼食、都合約3時間の散策でした。久しぶりの商店街散策で、小樽では老舗と言われる有名店の廃業や、店舗の入れ替わり、そして日曜日にかかわらず、シャッターの降りている店が多くてびっくり。とまあ、そういう状況を、2回に分けてレポートします。
☆人通りの戻ったメルヘン広場・堺町商店街
三本木急坂の我が家から50mほど下ると、そこがメルヘン広場(交差点)。そこから堺町通りを中央バスの運河ターミナル方向の、ゆっくり周囲を眺めながら歩きます(下記案内図)。
左端の太いのが国道5号線、右から2番目が、高速道路・札樽道から続く臨港線。臨港線と並行しているのが堺町通り。小樽観光街の小樽運河に通じている。
メルヘン広場で最初に目につくのが、「銀の鐘1号館」数か月前までは、喫茶店・お土産品店でしたが、デニム雑貨店に代わっておりました。飲んだコーヒカップお持ち帰りが好評のようでしたが…
同上1号館の一部が、以前はアイスクリーム店でしたが、今回はデニム風肉まんとアイスクリームを季節限定で販売しているようです。浮世絵風イラストも着物等がデニム風です。
例年であればこの時期、広場はハローウィーン一色なんですが、常夜灯の腰掛部分に、黄色いカボチャがあるだけ。
広場にあるエゾヤマザクラの葉は、すでに真っ赤。散り始めている。
臨港線から見たメルヘン広場。左の葉の大きな街路樹はプラタナス。この葉もやがて散り落ちますが、葉が大きいだけに、落ち葉の掃除が面倒。なので、10月末ごろから、順次造園業者が枝を切り落としていきます。
洋菓子店ルタオの入り口に置かれたカボチャたち、消毒液が、コロナ騒ぎが収まってないことを示している。
小樽散策バスは、観光客だけでなく、一般市民にも便利な交通機関。1時間に2本と本数は少なくても定時に発着するので、運河方面や小樽駅に行くにはとても便利な循環バス。ところがコロナ騒ぎで、4月中旬以降運休になっていて、半年たつ今も、運航再開のめどが立っていない。運行する中央バスも採算割れ路線を中心に廃止・減便を進めていて…復活するかどうか疑問。
一時人通りの全く途絶えた堺町通りも、「Go to …」の効果もあってか、人通りは結構回復してきたようです。個人的にはピーク時の7割まで戻ったかな、と思ってます。
蒟蒻シャボン?ってなんだ。そういえば、那覇市の国際通りで見た事があった。ボウルに泡が一杯立っていて、それが蒟蒻のような硬さ(と言うか柔らかさ)だった。
北一硝子のポスターで、ガラスに描かれた絵が、飲み物の温度で色が変化するようです。
「ザンギ」、北海道では普通の食べ物ですが、簡単に言うと鶏のから揚げですが、普通のから揚げとは下味や混ぜる粉の違い等、が言われています。詳しくは「ザンギ」をクリックしてみてください。なお、鶏ではなくタコを使った「タコザンギ」もあります。
「まりもっこり」まだ店頭に看板が出ていました(右)。以前は、画像左のように記念写真が撮れるようになっていたのですが…。左半分は、H21年3月の撮影で、よく注意してみていただければ、新巻鮭から顔をのぞかせた女の子が、下から手を伸ばしてもっこり部分をなぜています。もっこり部分がなぜられすぎて色が剥げている(笑)。
さて、昼は何にしようかと、メニューを眺めていますが、私は「ソーラン丼」なる丼に目が行きました。初めてそういう丼があるのをここで知りました。
ええなんだ!ぽたぽたいちごって?大福もちがポタ、ポタ?
店のそばで、串にさしている大福を食べている外国人女性を見て、ええこれが?と思いましたが食べてみる気にはなりませんでした。
旧い石造りの倉庫を改造した店ですが、コロナの影響で休業中の張り紙が出ておりました。それよりも注目してほしいのは、右端の石造りの壁です。これは「うだつ」と呼ばれる隣家との仕切りです。火事になった際にこの仕切りによって延焼を防ぐ役目があります。このうだつがある建物は、豪商のあかしだったわけです。現代でも、出世しない人物を、うだつの上がらない奴などと使います。
赤い壁に「笑」の文字がありますが、昔からこの文字があって、ここだけ蔦が覆っていない。なぜなんだろうと、ここを通る都度思います。
昆布専門店利尻屋の「お父さん預かります」の看板が目を惹きます。テレビでも報道されたのでご存じの方も多いと思います。とかく父親はお土産品等の買い物では邪魔者扱いされます。この利尻屋の2代目はアイデアマンで、白い恋人の向こうを張って、昆布をかざし「黒い恋人」だよとか、ほら吹き昆布館という支店を出したり…。
ガラス小物を売っている店のウインドーで見かけたこもの。そのキャッチフレーズに魅かれました。「小樽の海をひとすくい」
最後は、オルゴール専門店の「海鳴楼」の窓ガラスに貼られていた絵、下段両端のイラストが素敵。
次回は、花園サンモール一番街、花銀商店街、山田町界隈、そして27日(火)に回った信香、若松、南樽市場等をレポートします。
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