紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

小樽商大に再び女性応援団長誕生

2017-07-07 06:00:00 | 祭り・イベント

                                                                                   <小樽商大第103代応援団団長 応戦状を読み上げる>

 

7月2日(日曜)小樽商大と北大応援代の対面式がありました。ことしは小樽市のメイン商店街の「サンモール一番街」行われました。商大の応援団では、97代目に続いて二人目の女性応援団長の誕生です。Facebook上では何度か女性応援団長の姿が取り上げられておりましたが、今回初めてその勇姿を直接見ることができました。

なお両校応援団の対面式の歴史は古く、旧制小樽高商だった大正時代からの歴史と伝統があります。一時商大の応援団部員の減少で中断したものの、平成22年両校応援団による対面式が復活。1年おきに、札幌と小樽で開催されています。今回で103回目の対面式となります。事前にポスター等で当日のスケジュールを確認したところによると、午前9時50分にJR小樽駅前で三役の下駄上げ式が、11時からサンモール一番街で対面式となっています。

 


9時50分JR小樽駅前に到着、三役の下駄上げ式です。周囲から「よいしょ!」のかけ声が上がります。

 


当日見学者に配られた「応援団團誌 逍遙 対面式特別号」から転載

 


対面式会場に向かう途中の都通商店街でも、下駄上げ式を披露。団長下駄は、片方20kgほどあるといわれている。相当練習しないとバランスを崩し、ふらついてしまうとのこと。

 


サンモール一番街の会場で、北大応援団の到着を待ちます。手前はHTBテレビ局の取材スタッフ。

 


北大応援団グループがやってきました。応援隊が持つプラカードには相手を揶揄する文字が書かれています。

 


北大応援団長の登場です。

 


北大団長と副団長はおなじみのスタイル。羽織袴は原形をとどめていない。

 


一方迎えうつ商大側も団長を先頭に前に出てきます。参謀の読み上げる式次第によって、次は花束交換の儀式。

 


おや、北大側の花束を抱える女性部員がなんと美人…、隣のむさい髭団員がいるのでなお一層引き立つ。

 


なかなか受け取らない商大の団長。やっと受け取ったと思ったら…ぽ~んと横にほうり捨てた。これも恒例のパフォーマンス。

 


商大側も花束を贈ろうとするが…はじくように横に放り投げた。前回の対面式(2015年)では、受け取った花束の花を、むしゃり、パクパク食い始めるというパフォーマンスに周囲は大笑いだったことを思い出しました。

 


式次第にのっとて、舞型が披露されます。商大は伝統の「南蛮踊り」、かつてはこの踊り、女学生がほとんどいなかった昭和の時代には男子部員が女形として演舞していました。その後30数年にわたって途絶。平成も20年代中盤からは女性団員が誕生するようになって、平成26年の「小樽商大応援団100代記念式典」で、OBの指導の下復活しました。

 


こちらの女性部員も見とれるほどの美人

 


一方北大の演舞は…むむむ、盗人の登場だ。北大演舞「泥棒の拍手」数十年前商大に奪われた金銀財宝を北大3人衆が泥棒となって、塀を乗り越え風呂敷に包んで取り返したというストーリになっている。この演舞も数十年ぶりに復活したとか…

 

挑戦状を読み上げる北大団長。「今日は 山猿退治に わざわざ小樽に 来てやったぞ…」拍手とヤジが飛び交う。

 


読み上げた挑戦状は、丸めて商大応援団長の足元に放り投げられた。

 


一方、商大も負けてはいない、応戦状を読み上げる団長「今年のお前らは 久しぶりに 白豚らしい体形になったではないか…」

 

この後はストーム(円陣)を組んで、寮歌合唱、北大=都ぞ弥生、商大=若人逍遥の歌


団員、OB&OG、見学者も巻き込んで大合唱、

 


さらにストームは続く、肩越しに撮ろうとしていると、むんずと肩を抱えられ輪の中に引き込まれてしまった。隣のOBらしき方の満足げな顔が印象的だ。

 


ストームはさらに小分裂の輪となって続く…おや、団長の隣には第97代、商大初の女性団長牧香緒里さんもくわっている!


H23.7.8撮影 第97第応援団長牧さんの雄姿 小樽商大応援団始まって以来の初の女性応援団長ということで話題になった。

 

参考までに関連記事を以下に上げておきますので、参照してください。

小樽ジャーナル H29.7.2「北大VS商大対面式 勇姿に沸く

当ブログ H27.7.17 「第101回小樽商大と北大応援団の対面式

当ブログ H26.11.25「小樽商大応援団第百代記念式典

当ブログ H23.7.8「今週の1枚~小樽商大97代目、初の女性応援団長誕生

 

 

 

 

コメント (3)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 豊友会写真展のお礼 | トップ | 新緑の季節到来 »
最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
女団長の迫力 (レモングラス)
2017-07-11 05:23:52
女性なのに男性に負けない迫力、すごいですね!!
応戦状を読み上げる時の顔がかっこいいです( *´艸`)
それにしても、片足20kgのゲタ、想像できなくて、10kgの米2つ分?とか思ってしまいました。。
すごすぎる(。>ω<)ノ
北大のボロボロの衣装、団長さんに合ってますね(ノ´∀`*)
こういうの生で見てみたいです!
返信する
女性の活躍には… (紅露)
2017-07-11 08:20:20
目を見張るものがあります。今の商大の学生は、昔と違って、町中に飛び出して(ゼミの一環やサークル活動として)実践形式で授業を進めています。その多くくが女子学生がリーダーのようです。
こういう経験が女性の社会進出を促しているのかも。片足20kgと発表されていますが…実際は…分かりません。両校とも昔から番から風応援が伝統なので…それにしても北大の羽織袴は、原形をとどめていない(笑)。北大の団長は昔からひげも頭髪もぼさぼさなので、顔がいかついと、すごい迫力がありますよ。
なお、別分のコメについては、今しばし猶予を、直接アドレス宛メールいたしますので…
返信する
もう一つのコメントは… (紅露)
2017-07-12 01:58:21
削除いたしました。
返信する

コメントを投稿

祭り・イベント」カテゴリの最新記事