前回は東京八王子勤務時代のモノクロ写真を見てきましたが、今回は、H14年7月に最終勤務地札幌に転勤になった後の写真を見てゆきたいと思います。なお、H17年8月リタイアし、退職と同時にデジタルカメラに移行しました。フィルムカメラもその後も折を見て使用していますが、使用頻度は極端に減ってしまいました。
(1) メルヘン交差点付近で撮影
(H17.4.30撮影 CANON EOS55+TAMRON28-200mm KONICAPAN400)
小樽観光街の一つであるメルヘン交差点付近です。お土産品店「銀の鐘」の前で、縫い包みのパンダが子供相手に遊んでいましたが、子供がいなくなると、手持ち無沙汰な様子。大人はパンダには見向きもしません。そこを捉えてみました。(H20.9壁紙写真部「パンダフルライフ」フォトコンテスト ナイスパンダ賞「無視されたパンダ」)
(H17.4.30撮影 CANON EOS55 TAMRON28-200mm FujiPRESTO1600)
オルゴール堂2号館の店内です。ガラス製品を扱うお土産品店の殆どは、店内撮影禁止ですが、ここオルゴール堂は撮影フリーです。2号館はパイプオルガン(+オルゴール)を始め昔のオルゴール(非売品)が展示されています。そんな一角に大型のパネルと一緒に展示されている人形(オルゴール)を撮って見ました。
(2) JR札幌駅
(H14.9撮影 FUJICA COMPACT35 38mmF2.8 KODAK HighSpeedInfrared=HIE IR72フィルター)
JR札幌駅が前面改築され、JRタワーが完成したのがH14.9ですから、画像はその前後の時期のものです。駅前に劇団四季の黒テントが見えます。赤外で撮影していますが、一瞬設計段階でのパース画像のように見えます。
(H15.3.9撮影 PENTAX ESPIO120SW 28-120ZOOM KODAK TRYXPAN400New)
この日のことは今でも鮮明に覚えています。ステラプレスオープンの前日で、勤務後小樽に帰る途中で撮影しました。暗いのでぶれないようにと、ガラス窓に寄り付いて撮りました。
(3) 北海道庁前庭
(H14.9.21撮影 FUJICA COMPACT35 38mmF2.8 KODAK HIE R72)
赤外写真の特徴が端的に現れている一枚です。空が黒く落ち込み、緑色の松や草花が真っ白になります。異次元の世界を見るような効果があります。
(H14.10.27撮影 OLYMPUS OM-4+SIGMA19-35mm KODAK テクニカルPAN)
同じ北海道庁のでも、上の画像とはかない違っています。コピー用のフィルムを使っているからなんです。中間の調子が飛んで、白黒がはっきりしたものになります。良くスパイ映画で、小型カメラで機密文書を写すというシーンを見たことがあると思います。そのとき使うのがコピー用のフィルムなんです。尤も今はコピー機が発達しているので、このフィルムの出番はなくなりました。
(H14.10撮影 KONICA C35AF=ジャスピンコニカ FUJIPRESTO400)
このジャスピンコニカは、当時画期的なカメラでした。シャッターを半押しするだけでピンとも露出も自動で決まる。今では当たり前ですが、発売されたS52当時はすべてが手動でした。500円前後のジャンク品の中に、この赤いコニカを見つけたときは、感激モノでした。あちこち撫で回し、シャッターを切るとカシャリ。即買いです。ただ残念ながら、撮影中に置き忘れると言う失態。
(4) その他
(H14.10.上旬撮影 ジャスピンコニカ KONICAPAN400)
札幌の地下鉄発寒南駅から札幌西法務局の途上で発見した面白い自転車店。自転車の通行人を取り込んでパシャリ。その後この店が行き詰まったかどうかは、知りません。
(H15.11.1撮影 OLYMPUSU OM-4+ZUIKO70-210mm KODAKテクニカルパン)
余市の蓮池ですが、立ち枯れた蓮を、コピーフィルムで撮ると、ご覧のとおりがちがちの画像になりました。
(H14.9.15小樽桃内トンネル付近で撮影 EOS55+EF75-300mmIS KODAK PORTRAB&W)
SLにはモノクロが似合いますね。ただこのフィルムは、NEGA現像で、街のDPE店で手軽にモノクロ写真を楽しめると言うシロモノです。通常モノクロフィルムは、専用の現像液等を使うために、手軽さに欠けます。その欠点を解消したのが、B&Wなのです。
(5) モノクロ撮影に使ったカメラたち
上段左から、(1)FUJIKA COMMPACT35 39mmF2.8、(2)CANONET 45mmF1.9、(3)KONICA BIG MINI NEO 35-70mm、下段左から、(4)OLYMPUS35RC 42mmF2.8、(5)PENTAX ESPIO120SW 28-120mm、(6)OLYMPUS OM-4+ZUIKO35-70mm
上段左のFUJICA COMPACT35も中央のCANONETも、いずれもジャンク品で買ったカメラです。CANONETはフイルム巻上げがトリガー式(底部の引き鉄)です。ただ図体が大きく重たくて持ち運びに不便。赤外フィルムで使用下のは、FUJICA COMPACT、CANONET、OLYMPUSU 35RCの三台です。
赤外フィルムで赤外効果を得る為にははその性質上、可視光線(400-700ナノメートル=nm)をカットする必要があります。そのためにフィルターを使用しますが、IR72になると真っ黒で被写体が見えなくなります。そのために、レンジファインダー(一眼レフでない)カメラを使うのです。
(6) モノクロフィルム各種
一番手前左3個が赤外フィルム。次の3個が、ネガカラー現像用モノクロフィルムです。最上段左から、フジ、イルフォード、コニカのモノクロフイルム、中段左からコダック、アグファ、フジのコピーフィルム、オリエンタルパンです。
ネガ現像用のフィルム及びフジのコピーを除いて、すべて自分で現像処理をしました。現像薬品は、コダックのD76及びイルフォードID11などです。赤外フィルムも同じ薬品で処理できます。
ここ数年は、モノクロフィルムで撮っておりません。今はPCソフトでカラー画像を簡単にモノクロ変換できるからです。
なお、機会があればカラー画像からモノクロ変換した画像や、デジタルでモノクロ撮影した画像も取り上げてみたいと思います。
(1) メルヘン交差点付近で撮影
(H17.4.30撮影 CANON EOS55+TAMRON28-200mm KONICAPAN400)
小樽観光街の一つであるメルヘン交差点付近です。お土産品店「銀の鐘」の前で、縫い包みのパンダが子供相手に遊んでいましたが、子供がいなくなると、手持ち無沙汰な様子。大人はパンダには見向きもしません。そこを捉えてみました。(H20.9壁紙写真部「パンダフルライフ」フォトコンテスト ナイスパンダ賞「無視されたパンダ」)
(H17.4.30撮影 CANON EOS55 TAMRON28-200mm FujiPRESTO1600)
オルゴール堂2号館の店内です。ガラス製品を扱うお土産品店の殆どは、店内撮影禁止ですが、ここオルゴール堂は撮影フリーです。2号館はパイプオルガン(+オルゴール)を始め昔のオルゴール(非売品)が展示されています。そんな一角に大型のパネルと一緒に展示されている人形(オルゴール)を撮って見ました。
(2) JR札幌駅
(H14.9撮影 FUJICA COMPACT35 38mmF2.8 KODAK HighSpeedInfrared=HIE IR72フィルター)
JR札幌駅が前面改築され、JRタワーが完成したのがH14.9ですから、画像はその前後の時期のものです。駅前に劇団四季の黒テントが見えます。赤外で撮影していますが、一瞬設計段階でのパース画像のように見えます。
(H15.3.9撮影 PENTAX ESPIO120SW 28-120ZOOM KODAK TRYXPAN400New)
この日のことは今でも鮮明に覚えています。ステラプレスオープンの前日で、勤務後小樽に帰る途中で撮影しました。暗いのでぶれないようにと、ガラス窓に寄り付いて撮りました。
(3) 北海道庁前庭
(H14.9.21撮影 FUJICA COMPACT35 38mmF2.8 KODAK HIE R72)
赤外写真の特徴が端的に現れている一枚です。空が黒く落ち込み、緑色の松や草花が真っ白になります。異次元の世界を見るような効果があります。
(H14.10.27撮影 OLYMPUS OM-4+SIGMA19-35mm KODAK テクニカルPAN)
同じ北海道庁のでも、上の画像とはかない違っています。コピー用のフィルムを使っているからなんです。中間の調子が飛んで、白黒がはっきりしたものになります。良くスパイ映画で、小型カメラで機密文書を写すというシーンを見たことがあると思います。そのとき使うのがコピー用のフィルムなんです。尤も今はコピー機が発達しているので、このフィルムの出番はなくなりました。
(H14.10撮影 KONICA C35AF=ジャスピンコニカ FUJIPRESTO400)
このジャスピンコニカは、当時画期的なカメラでした。シャッターを半押しするだけでピンとも露出も自動で決まる。今では当たり前ですが、発売されたS52当時はすべてが手動でした。500円前後のジャンク品の中に、この赤いコニカを見つけたときは、感激モノでした。あちこち撫で回し、シャッターを切るとカシャリ。即買いです。ただ残念ながら、撮影中に置き忘れると言う失態。
(4) その他
(H14.10.上旬撮影 ジャスピンコニカ KONICAPAN400)
札幌の地下鉄発寒南駅から札幌西法務局の途上で発見した面白い自転車店。自転車の通行人を取り込んでパシャリ。その後この店が行き詰まったかどうかは、知りません。
(H15.11.1撮影 OLYMPUSU OM-4+ZUIKO70-210mm KODAKテクニカルパン)
余市の蓮池ですが、立ち枯れた蓮を、コピーフィルムで撮ると、ご覧のとおりがちがちの画像になりました。
(H14.9.15小樽桃内トンネル付近で撮影 EOS55+EF75-300mmIS KODAK PORTRAB&W)
SLにはモノクロが似合いますね。ただこのフィルムは、NEGA現像で、街のDPE店で手軽にモノクロ写真を楽しめると言うシロモノです。通常モノクロフィルムは、専用の現像液等を使うために、手軽さに欠けます。その欠点を解消したのが、B&Wなのです。
(5) モノクロ撮影に使ったカメラたち
上段左から、(1)FUJIKA COMMPACT35 39mmF2.8、(2)CANONET 45mmF1.9、(3)KONICA BIG MINI NEO 35-70mm、下段左から、(4)OLYMPUS35RC 42mmF2.8、(5)PENTAX ESPIO120SW 28-120mm、(6)OLYMPUS OM-4+ZUIKO35-70mm
上段左のFUJICA COMPACT35も中央のCANONETも、いずれもジャンク品で買ったカメラです。CANONETはフイルム巻上げがトリガー式(底部の引き鉄)です。ただ図体が大きく重たくて持ち運びに不便。赤外フィルムで使用下のは、FUJICA COMPACT、CANONET、OLYMPUSU 35RCの三台です。
赤外フィルムで赤外効果を得る為にははその性質上、可視光線(400-700ナノメートル=nm)をカットする必要があります。そのためにフィルターを使用しますが、IR72になると真っ黒で被写体が見えなくなります。そのために、レンジファインダー(一眼レフでない)カメラを使うのです。
(6) モノクロフィルム各種
一番手前左3個が赤外フィルム。次の3個が、ネガカラー現像用モノクロフィルムです。最上段左から、フジ、イルフォード、コニカのモノクロフイルム、中段左からコダック、アグファ、フジのコピーフィルム、オリエンタルパンです。
ネガ現像用のフィルム及びフジのコピーを除いて、すべて自分で現像処理をしました。現像薬品は、コダックのD76及びイルフォードID11などです。赤外フィルムも同じ薬品で処理できます。
ここ数年は、モノクロフィルムで撮っておりません。今はPCソフトでカラー画像を簡単にモノクロ変換できるからです。
なお、機会があればカラー画像からモノクロ変換した画像や、デジタルでモノクロ撮影した画像も取り上げてみたいと思います。
原点はフイルムカメラですから…今は眺めてみたり触ってみたりでしょうか…
赤外写真は異次元の世界を見るような効果があるのですね驚きです。
でも今は殆どフィルムが手に入りません。代わって、ソフトで赤外変換が出来ます。楽な世の中になったナ~と思いますよ。
赤外フイルム一度使ってみたいですけど、ピントあわせが難しそうです。
赤、橙、黄色の三色用意したのですが、全く使えてません
自転車操業の店はなにこれ珍百景に応募出来そうですね。今もあればの話ですけど(⌒-⌒; )
インフラレッドフィルター(樹脂製の10cm角のもの)も、以前はフジから各種出ていましたが…
それに一眼レフではフィルターつけるとファインダーが真っ黒、レンジフアインダーカメラでないと…
三色のフィルター無駄でしたか?