3月の声を聞くと、鬱陶しい気持ちが和らぎ、なんとなくウキウキするから不思議だ。実際には、確定申告等嫌なシーズンでもあるのだが…
2月中下旬には、大変な寒気団に襲われ、日中でも最高気温が-10度。我が家でも何十年ぶりかで水道管が凍結、業者に修理を依頼する羽目に。ところが、最終週には一転、3月下旬並みの陽気。道路がぐしゃぐしゃに溶け、両側の雪壁も一気に数10cmも低くなるとは…
そんな中、市内臨港線沿いの田中酒造亀甲蔵で、例年通りひな人形が飾られていると聞き、1歳半の孫を連れ見に行くことに。あいにくこの日(2月26日・日)は、一日中猛烈な吹雪。車に乗っていても対向車やすれ違う観光客の姿が見にくい状態。それらを含め紹介します。
☆田中酒造亀甲蔵 明治32年(1899年)創業の酒造メーカー。今回雛飾りを見て回った亀甲蔵では、酒造りが行われていて、酒造工程見学も可能。詳しくは、当ブログ2021.2.25付け「田中酒造亀甲蔵…」を参照のこと。
亀甲蔵の出入り口に貼られた「雛まつり」開催のチラシ。
一歩入れば、2F展示室への通路手前に飾られた一組のひな飾り。毎年目にする光景。
1Fのここは各種酒の試飲、販売スペースでもある。この4月に、次女夫婦+1歳半の孫(4番目の孫=孫4、男の子)が釜山近郊に居住するの御両親に挨拶に伺うという。ご両親には初孫となる。そこで手土産代わりにここの名酒を調達。
さて2Fに上ると…
小樽市内名家から譲り受けた雛段数十組が、コの字型に配置されている。
孫も珍しいのか興味津々。母親の躾通り、一切触らない。
コの字型の中央部分にはミニひなが飾られている。
ん?ゴルフボールか?と思いよくよく見ると、毛糸編みだった。
吊るし雛は、以前はもっと数多く飾られていたが、奥に見えるのと二つだけだ。
吊るし雛で有名な、熱川と九州柳川の「さげもん」が、現役時代に見られなかったのが残念。なお、余談になるが、以前「小樽ひな巡り」というイベントで、新光町の「狸庵」で撮った画像が印象的であった。また中山美穂主演の「LOVE LETTER」にもひな飾りが出てくることを付記しておく。詳しくは当ブログ「2014 年3月6日付け北のみやび…」参照のこと。
☆家族で外出 市内某複合大型店で買い物をすることに…。まずは1Fで昼食を済ませ、3Fフォロアーの店に…
1Fの雑貨店で見かけたひな飾り。10万円以上するこのアニメ風雛飾りを買う方がいるのだろうか?ちょい気になった。
エレベーターで3Fに着くと目に飛び込んできたのがこのパネル。さすがプロのモデルだろか、スタイルが抜群。
初めて目にする「しくじり市」のフレーズ。何かと思ったら、商品陳棚から落ちたり、移動する際に、荷崩れ等があったものだという。タオルなど商品によっては落下しても、全く問題ないものもある。
これまた刺激的なフレーズだ。
ありとあらゆる商品が低価格で並んでいる。右手には韓国製の飲み物コーナーがあって、市価の半額以下で売られている。
最も驚いたのがこのオーディオ製品。6種類のパターンでカラフルなLEDライトが点滅するという。いつまで見ていても飽きないが…。家内の「もう帰るよ」の一言で我に返った(笑)。
☆外は数㎡先が見えない猛吹雪、止んだと思うとすぐ吹雪く。
午前11時ころ、自宅から臨港線沿いの亀甲蔵に向かう途中。結構な降りだが、まだ見通しは良い。
亀甲蔵を出て、市内中心部の大型店に向かうときには10m先がこのような状態(12時半過ぎ)。奥のメルヘン広場は猛吹雪状態。
市内中心部に向かう際には、5m先が見えない。歩行者も感覚を失うのか、道路の中央を歩いている。7‐8㎡先の左手の車は、99%見えない。ノロノロ運転で歩行者に気を付けながらなんとか目的地に到着。なお、こういう日に限って、交通事故は起きないものだ。レンタカーを利用する旅行者を除いてね。
上記に写ってる歩行者は、全員旅行者。地元民は、まずこのような日は徒歩では外出しない(笑)。
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