デジカメコレクション デジカメ大好き

デジカメでいろいろ撮ってます 腕が悪いくせにカメラのせいにして買ったカメラが150台超えました

庭からの風景

2025年03月06日 | 史跡 城郭
旧岩崎邸洋館、和館の室内を堪能した私は、庭に出てあらためて全体を見渡しました。すると東側に洋館、和館とはあきらかに違う山小屋風の建物があります。これが撞球室、ところで撞球って何?ビリヤード?するとこの建物は我々世代でいうプールバーということか。明治時代からビリヤード専用室があったとは、さすが三菱財閥。夕食後、洋館に招いた客人を伴い地下通路を通ってビリヤード室へ。グラス片手にキューを握る姿が目に浮かびます。

これが山小屋風撞球室



地下で洋館と繋がっています



このテーブルのところに
ビリヤード台があったのか



ここもセントラルヒーティング完備



正面から見るとお洒落な山小屋



すぐ横には洋館サンルーム



当時はここからも庭に出られた



そして庭からの洋館
英国・ルネサンス様式の西洋建築



ベランダはコロニアル様式と書いてあるけど



カントリーっぽさも感じます
スカーレット・オハラが出てきそう



殺風景な芝庭で



ひときわ目立つ巨大な雪見灯篭



帰り際に振り返る
なかなか見応えある建物でした






書院造りの和館

2025年03月05日 | 史跡 城郭
今日の写真は岩嵜家が居住区として使っていた和館。現存しているのは3部屋ですが完成当時は14部屋もあり、あの洋館をも遥かに凌ぐ規模を誇っていたそうです。しかも荘厳な書院造で、完存していれば洋館部分より文化財としての価値が高かったと言われているのですが、惜しくも解体されてしまいました。

切れ目のない一枚板の天井



小窓からの景観にも趣向が凝らされ





三之間に続く廊下には



日本画家橋本雅邦作の障壁画



大広間へ 廊下はすべて畳敷き



床の間 釘隠しもふすま引手も菱形



壁には富士山の跡
かすれたのか やけたのか



外は和風庭園の名残



ちょうど洋館との接合部
洋館からも楽しめたのかな



せり出した大きな庇は無柱
普段住まいとは思えない造りです






ベランダからの眺め

2025年03月04日 | 史跡 城郭
アナザンスター様、コメントありがとうございます。田中正造ですか、佐野、舘林あたりでしょうか。記念館は行ったことありませんが足尾銅山には行きました。坑内の人形がリアルで悲哀を感じた覚えがあります。偉人の足跡はどこであれ、後世に残るなんて考えずに一心不乱に奮闘していた姿が浮かび、感慨深いものがあります。

さて今日は洋館2階の写真。洋館は私的な迎賓館として造られたため、細部にまでこだわったおもてなしが行き届いています。そして開放感あふれる南側の大きなベランダ、いまでこそ湯島あたりのビルしか見えませんが、当時はもっといい景色だったのでしょう。

壁に貼られた金唐革紙



天井にもこだわりが



お洒落な窓に重厚なカーテン



書架 どんな本が入っているんだろう



細部まで彫り込まれています



列柱並ぶベランダから



芝庭を眺める
当初は3倍の敷地だったそうです



東側には撞球室
地下で繋がっているそうです



西側には和室
途中から瓦になってます



明日は和室に向かいます




豪華絢爛

2025年03月03日 | 史跡 城郭
明治11年、三菱財閥創始者の岩崎弥太郎がここ池之端に屋敷を構え、そして弟 岩崎弥之助、息子 岩崎久弥と代々引き継がれてきました。現在の姿になったのは岩崎久弥のとき、明治29年に迎賓館としての洋館と、日常生活する和館が建てられました。戦後、財閥解体でGHQに接収されますが、返還後2001年に都立公園になりました。さすが日本有数の財閥の邸宅は豪華絢爛でした。

床には紫の絨毯が敷かれ



調度品も一流です



照明は当時のままか 薄暗い



暖炉ひとつひとつが



重要文化財です



東側に増設されたサンルーム



この辺りは茅町だったんですね



勝手口にもステンドグラス



中央ホールに戻って



階段を上がります



2階の様子はまた明日




旧岩崎邸庭園

2025年03月02日 | 史跡 城郭
アナザンスター様、コメントありがとうございます。縁の深い神社なんですね。MOMO様、コメントありがとうございます。どうやって掛かっているかは見てきませんでしたけど、たしかに気になりますね。他の人の絵馬に掛けてるのかな、機会があれば見てきますね。

さて最近はいちど外出するとブログネタ確保のために撮れ高を稼ぎます。最初の目的地、湯島天神は写真に収めたし、最終目的地はまだ内緒。そしてその日も撮れ高稼ぎに寄り道を、近くの旧岩崎邸庭園に行くことにしました。実は訪れるのは初めてで、いつでも行けるような気がして、今まで通り過ぎておりました。

まずは湯島ハイタウンの
レストラン飛鳥で腹ごしらえ



味は悪くないのだが
冷めていてちょっとがっかり



そして庭園入口 入場料は400円



洋館の模型を確認



高台にあって当時の塀が続くので
外からはまったく見えません



塀が途切れるといきなり現れます



鹿鳴館の建築家である
ジョサイア・コンドルの設計



イギリス・ルネサンス様式



英国ジャコビアン様式の装飾
・・・だそうです



さっそく館内へ 
赤い袋は下足入れ 靴下は必須です



続きはまた明日





お堀から城下町へ

2024年03月10日 | 史跡 城郭
青空に白壁の城も眺めたし、思わぬ郷土文化館も見ることができました。予定より時間はかかったけど、満足して小田原城をあとにしました。そろそろお腹も空いてきた。

赤い橋を渡って駅方面に



お堀の水鳥は



カモではなくカモメ



海から優雅に飛んできます



橋を渡るとそこは城下町
天保創業 そば処 橋本



駅前通り
有名な守屋のパン



美味しいらしいけど
昼飯前なので見るだけ



小田原海鮮 天つく



隣は和牛焼肉



飲食店が多くて迷ってしまいます



明日は昼飯の写真です



冬晴れの小田原城

2024年03月05日 | 史跡 城郭
アナザンスター様、期待通りのコメントありがとうございます。「私も知らなかった」、「私は知っていた」みたいなコメントを頂きたく、コメント募集中にしてみました。

私の見たネットのURLを付けときますので、興味のある方、疑っている方、ご覧になってみてはいかがですか。NHK出版の「みんなの趣味の園芸」なので、ガセネタではなさそうですよ。

https://www.shuminoengei.jp/?m=pc&a=page_mo_diary_detail&target_c_diary_id=130323


今日からは少し前、冬晴れの日に出かけた小田原の写真。今回は朝、ちゃんと天気を確認してから出かけたので、文句なしの青空です。昭和35年に再建された天守閣、8年前の平成の大改修を経て白さも甦りました。

その日は北口から
ブラタモリ風の地層が



これは土塁の変遷
何度も修復されています



御用米曲輪跡
幕府に納める米蔵が
本丸より広いかも



天守閣が見えてきた



天守閣側面から



本丸茶屋



正面に回って



青銅製の鯱



天守閣最上部からは



遠く伊豆大島も見える



常盤木門の赤い橋



これも再建された銅門



当時のものは
一部しか残っていません



明日に続きます




武士の心

2022年07月25日 | 史跡 城郭
小田原城常盤木門はいつのまにかSAMURAI館になっていて、THE SPIRITS OF SAMURAIが開催されていました。お得な天守閣とのセット券を購入し、見てきました、武士の心を。





武具の造形に込められた



武士の誇りと心意気



展示されていた兜には



その位に関係なく



武士の誇りが宿る



本物である証が



歴戦を戦い抜いた傷跡



額にあるのは刀傷でしょうか



やはり本物は美しい



明日は2階のプロジェクションマッピングです



天守閣

2022年07月24日 | 史跡 城郭
etegami0101様にはネタバレしていたようですが、久しぶりに訪れた小田原城、城内にはもっと長いこと入ってないなあ。超久しぶりに天守閣でも登ろうか。

5年前に大改修したんだ



途中階は割愛していきなり天守閣へ



トンボの前立ては前進あるのみ



祀られていたのは武家の守護神



摩利支天



展望ロビーに出てみました
豊饒な相模湾と



西には自然の要塞
箱根に守られて



五代百年続いた城下町



屋根瓦越しに



曲輪の松も美しい





東側にはミナカ小田原が見える



こちらは約39m、ミナカは55m



石垣山一夜城はより近くに見える
北條氏は焦ったでしょうね



ミナカ小田原の展望ロビーからの眺めと天守閣からの眺めを比べてみたかったのですが、同じような写真になってしまいました、すみません。でも500年以上前にこの景観を手に入れることができたとは、まさに東の雄、北條氏ですね。秀吉が最後に残した理由もわかる気がします。



お城へ・・・

2022年07月23日 | 史跡 城郭
ミナカ小田原のおかげで少し近く感じるようになったお城への道。その日はお堀端から向かいました。お堀にはハスの葉がギッシリひしめき合って、あれっ花は?まだ咲いてないのかな。もう咲き終わっちゃったのかな。





大きな葉の陰から



小さな蕾が顔を出す



近づくと蕾が多数
これから咲くんだ



いちばん大きいのに近づくと



ハス舟が流れてきました



ハスがアジサイに変わる頃



お城が姿を現します



電線が邪魔だから撮り直し



お城前広場に着きました



続きはまた明日