デジカメコレクション デジカメ大好き

デジカメでいろいろ撮ってます 腕が悪いくせにカメラのせいにして買ったカメラが150台超えました

実家の梅の実

2022年06月30日 | 夏の花
今日は先日久しぶりに行ってきた実家の写真。春に白い花で楽しませてくれた梅の木に、青い実がたわわに実っておりました。そう広くない庭に植えられた、たった1本の梅の木に、こんなに実が生ろうとは。



花の数だけ実が生るのかな





たくさんまとまって





生る実もあれば



ひとつづつ



生る実もある



たくさん実が生って



葉もうれしそうに
微笑んでいました






瞳にピント

2022年06月29日 | 魚 水辺の生き物
etegami0101様、コメントありがとうございます。満月がお気に入りですか。丸くてよく光合成しそうな葉っぱですよね。

さて府中郷土の森最後の写真はいつもの水槽。ここも2年ぶり、ザリガニたちは元気かな。でも水槽の中を写すのは横からはガラスの屈折、上からは水の波うちで意外と大変。以前はカメラを水槽のガラスに押し当てて、その中に入る景色だけ、これなら屈折も最小限に抑えられる。今回はフリーに撮りたくて、思いついたのが瞳にピントモード。泳ぐ魚の目にピントは合うのでしょうか。

まずは鮒かな タナゴかな



奥の瞳にピントが合う



目が2つあると会い易い?



ドジョウは
動かないから合わせ易い



次はザリガニに挑戦
ブロックの下から出てきたところ



ザリガニの目は難しい



っていうか無理



これが精一杯かな



よくみるとザリガニの赤ちゃんがたくさん泳いでいました。これはもうちょっとうまく撮りたかったのですが、やはり三脚、照明・・・重装備が必要なようです。



今日は下手な写真ばかりですみません





葉マクロ

2022年06月28日 | マクロモード
以前はマクロレンズというと花ばかり撮っていたのですが、先日の自然教育園から葉の美しさにも魅せられて、郷土の森でも撮ってきました美しい葉を、マクロレンズで。

プロペラのようにしなやかに



萌ゆる緑の若葉から



老獪な若葉



満月のような、電鋸のような



葉なのか実なのか花なのか



続いて色づく編
まずは定番のモミジ



ピンク混じる不思議な葉



これにも花が



茎と同じ色で縁取られた葉



この色加減が



いちばんのお気に入り



花には蝶が葉には蟻



山菜みたいな葉にも蟻



葉もなかなかいいものでしょ


盆栽の躑躅

2022年06月27日 | 夏の花
常設展示の3倍も時間をかけて、多摩観光史を堪能した私が博物館を出るころには、炎天の陽も傾きかけて心地よい風が吹いていました。せっかくだから少し散歩して帰ることに、あれっなんか花が並んでる。それは鉢植えに植えられた盆栽の躑躅。タムロン90mmマクロ持ってるから撮っていこうか。






生垣のツツジはもうほぼ花が散っているのに。盆栽のツツジは満開、やはり盆栽の花の方が長持ちするのかな。次は濃いめのピンク。







盆栽の躑躅はひとまわり小さく見えます。花も小振りなら、葉も丸い。次はいちばん多く咲いていた淡いピンク。















ペア写真も





やはり純白が美しい








多摩観光史 京王閣

2022年06月26日 | 博物館 展示会
明治21年に甲武鉄道が開通し、大正になって南武鉄道が開通した多摩エリア。同じ頃、甲州街道の宿場町を結ぶように京王電気軌道が開業しました。ただ開業当時は新宿ー府中間。昭和の始めになって玉南電気鉄道を買収し、現在の新宿ー八王子の姿になりました。

大正時代の路線図
駅名が微妙に違って面白い



多磨霊園を紹介した路線図



八王子まで全線開通して
多摩御陵にも行けるようになりました
京王線は墓参り電車だったのかな



戦後間もない路線図
井の頭線もできて現在の姿に



もちろん京王線も観光に注力
井の頭公園のスナップ



ハイキングコースも紹介



武蔵野ハイキング、多摩川畔ハイキング、南多摩丘陵ハイキング、高尾ハイキング・・・。当時から高尾山を宣伝していたんですね。



平山城址公園にあった鮫陵源



釣り堀主体の娯楽施設
戦争のため閉園になりました



そして京王が一番力を入れた
その名を冠する遊園地 京王閣



京王閣御案内



企業広告の入った宣伝チラシ
理想的大遊園地出来!



こんなに大きな娯楽施設だったんですね。私が子供の頃にはプールと人工スケート場が残っていました。現在ではテニスコートと競輪場にその名を残すのみ。



大浴場もあったとは
スーパー銭湯の走り?



昔、私鉄沿線にはグループ経営の遊園地がありました。東急の多摩川園、小田急の向ケ丘遊園、西武の豊島園・・・。どれも時代の波に流され、姿を消していきました。今残ってるのは西武遊園地、東武動物公園くらいかな。






多摩観光史 鉄道

2022年06月25日 | 博物館 展示会
明治になって鉄道が敷かれ、観光地はますます繫栄しました。鉄道にとっても通勤、通学、貨物の運搬だけではなく、観光事業も重要な収入源でした。

甲武鉄道(現在の中央線)
切符と時刻表





東京近郊の観光マップ



この円形の早見表が面白い。東京から日帰り、1泊2日で行ける観光地が運賃の円で分けられています。一圓だと帝釈天とか西新井薬師、二圓で奥多摩、武蔵嵐山、三圓で三浦半島めぐり、五圓で富士五湖めぐり、伊豆めぐり。いろいろ行きたくなりますよね。



ガイドブックもより小型化
分厚くなりました



戦後間もない府中観光マップ
今より線路が多い



多摩川の南岸を走って
府中に入る南部鉄道



明治天皇が訪れた
多摩聖蹟記念館



さらに西へ
江戸時代の景勝地 松連寺は
今の京王百草園



なんと多摩御陵へも
南部鉄道 立川から



鉄道を利用した
日帰りハイキングも企画されました



最後は私も子供の頃、怖いもの見たさで出かけた弁天洞窟の案内パンフレット。1500年以上前の霊場で、明治時代にさらに奥まで掘られ、石仏などが安置された洞窟です。入口で小さな蠟燭を渡され、その灯りだけで洞窟内を歩くのはお化け屋敷より怖かった。途中で蠟燭が消えるともうパニック、いちばん奥の石に彫られた蛇の赤い目を今でも覚えています。

発見!特報!なんて
少し大袈裟なキャッチコピー



今は崩落の危険から閉鎖されているそうです
行っといてよかった



多摩観光史 参詣

2022年06月24日 | RICOH
tattoo-1121-satoshi様、コメントありがとうございます。江戸時代の人が観光に行っていたところに、現代の人も足を運ぶ、それだけ魅力が永続きしているところってことですよね。もちろん観光地を守る地元の方々の、代々の尽力にも頭が下がります。

さて今日は修行、参詣、行楽を兼ね備えた観光地、信心深い江戸の人々は伊勢、大山、東照宮・・・参詣に行くことが観光でした。

ここ高尾山薬王院もそのひとつ
創建は744年
江戸時代の絵図です



これは色刷りの境内全図
寺社も細かく書いてある



大正時代の名所案内図とスナップ
ケーブルカーあったんですね





山岳信仰 武蔵御嶽神社
なんと紀元前91年創建



青梅鉄道が開通し



手軽に行けるようになりました



最後は井の頭弁財天
鎌倉時代の創建です
右頁は大國魂神社



明治時代に恩賜公園になりました



明治時代に描かれた画です



江戸時代の人は苦労して出かけたのだろうけど、今では電車、バスで楽チン。修行にはまったくなりません。






多摩観光史 小金井桜

2022年06月23日 | 博物館 展示会
多摩観光史展、2日目は今年の春、見に行った小金井公園の桜。私は21世紀になって初めて見たのですが、ここに桜が植えられたのは18世紀の半ば、玉川上水の両岸に奈良県の吉野山と茨城県桜川から取り寄せて植えられたそうです。もちろん当時から多摩の名所、江戸の街からたくさんの人が訪れたそうです。



その頃から周遊マップが作られ





ガイドブックにも掲載されました





江戸時代に周遊マップやガイドブックがあったことに驚きました。白黒の廉価版もあれば、色刷りで情報の多いものもある。ガイドブックは携帯しやすい小型のものも、きっと飛ぶように売れたんでしょうね。江戸の商人は商才に長けているというか、商魂たくましいというか、今と変わらないですね。

もちろん浮世絵も
富士三十六景「武蔵小金井」



富士山どこかと探したら
桜の幹の穴の中でした

同じく広重 「小金井橋夕照」



玉川上水沿いの桜並木
これは新宿あたりの画



写真でしょうか 絵でしょうか
当時の様子が精細に描かれています



この情報も踏まえて
来年もう一度行ってみようと思います






多摩観光史 多摩川

2022年06月22日 | 博物館 展示会
府中郷土の森博物館には常設展示と企画展示があって、ちょうどその時やっていたのが多摩観光史。江戸時代、この辺りにはどんな観光地があったのか、そして今でも残っているのか、興味津々。じっくり見学してしまいました。



今日はその中から多摩川付近をチョイス。江戸時代の多摩川は西からの攻めに備える自然のお堀。橋は一切掛けられておらず、渡しか細い木の橋のみのはずだけど、観光などできたのかな。

当時の多摩川の紀行文



図解もついてる。今の川崎街道は相州街道、関戸、向の丘など今も残る地名も見られます。分倍河原は古戦場として掲載されています。





多摩川の向こうに見える
山の名前が書いてある 大山、向ヶ
左下の森は大國魂神社



大國魂神社の境内図
今とほとんど変わらない



大國魂神社の創建は飛鳥時代、江戸時代には既に甲州街道の名だたる名所。道中の安全を祈願したのでしょうか。

当時の多摩川の様子



浮世絵にも描かれています
富士三十六景 「武蔵多摩川」



江戸近郊八景「玉川秋月」



広重魚づくし「玉川の鮎」







2年ぶりに・・・

2022年06月21日 | 博物館 展示会
簡素なアジサイ展の隣には



府中市郷土の森博物館



新型コロナウィルスの緊急事態宣言と、その間を利用したリニューアルで約2年の間、閉館されていた博物館。もちろん何度もきたことはありますが、久しぶりなので中に入ってみることにしました。そう言えばこのところ3年ぶりの制限なしGWとか、3年ぶりのフェスやコンサートなどよく耳にします。2020年、21年は世界中のときが止まっていたかのよう。

府中最大のイベント



くらやみ祭りの様子から



多摩川の流れに恵まれて
縄文時代から人が住み



歴史の表舞台に出たのは奈良時代



武蔵国府として栄えました





甕に詰められた古銭




近代的な印刷機



鎌倉時代以降は古戦場、
江戸時代には宿場町



そして今は・・・



蝶が舞い



鳥が飛び交う





自然多きベットタウンとなりました